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作手の春

春の遅い作手にもようやく春がやってきました。
2週間前に行った時はまだタチツボスミレも咲いていない状態でしたが、今回はいろいろ咲き始めていました。
極小の花、↓ハマワスレナグサが咲き始めていました。

 ハマワスレナグサ  (浜勿忘草、浜忘れな草)
原産地は欧州~西アジアのムラサキ科の帰化植物です。
茎は細く、枝少なく、草丈5 ~10cm、 葉は両面に硬い白毛を密生しています。
花序は分岐点に1葉あり、先はくるりと巻いていますが、開花してから花序の巻がほどけていきます。
仲間のキュウリグサによく似ているのですが、花径2 ~2.5mmと花の小さなキュウリグサよりもさらに小さいです。
花は初め黄色でのちに青色に変わっていきます。
花期は5~6月、資料には近畿地方を中心にところどころで見られるとありますが、
ネットで検索しても画像の載ったものは少なく、あまり見られない植物のようですが、ここでは群生しています。
ただ大変小さいため、気付かない人も多いと思います。
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 モミジイチゴ (紅葉苺)
東日本の山野にごく普通に生えるバラ科の落葉低木です。
葉は互生して鋸歯があり、掌状に3~5裂します。
果実は黄色に熟し食べられます。
葉の形がモミジに似ているというので、モミジイチゴ(紅葉苺)という名が付けられています。
花期は4~5月です。
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by fairysilva2 | 2009-04-14 15:51 | 奥三河
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