上高地花散策 Ⅱ (6月3日)

 ミヤマカラマツ (深山唐松)
深山の林内に生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈は20cm~70cmほどになり、生育環境により大きさがずいぶん違うようです。
葉は3枚がセットになり、縁に丸味を帯びた大きな鋸歯があります。
名は長く伸びた雄しべの姿をマツ科の唐松にたとえたもので、深山に生育するという意味でミヤマとついています。
花期は5~8月で、ここでは咲き始めたばかりで開花しているのは2~3株のみということで
まだこの花本来の花姿ではないようです。
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 アマドコロ  (甘野老)
山地の林下に生えるユリ科の多年草です。
葉のわきから出る花柄は枝分れし,その先に緑白色の長さ 2 センチくらいの筒状の花を1~ 2個つけます。
和名はトコロ(オニドコロ:鬼野老)に似た白色の太い地下茎が少し甘味を帯びていることから付けられたようです。
ホウチャクソウによく似ていますが、花の付き方、形がが違います。
花期は5~6月、花言葉は「「元気を出して、心の痛みの分かる人」です。
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 ダイコンソウ (大根草)
山野の林縁、路傍などに生育し、どちらかというとやや日陰を好むバラ科の多年草です。
花は15mm程で、小さく、全体にあらい毛が生えていています。
根生葉がダイコンの葉によく似ているところからこの名が付いたようです。
花期は7~8月、花言葉は「小さな恋、前途洋々」です。
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 コテングクワガタ (小天狗鍬形)
山地の草地に生育するヨーロッパ原産の帰化植物、ゴマノハグサ科の多年草です。
草丈は5~10cm、茎は細く、よく分枝して地面をはい、節から根を出して広がります。
花は淡い青紫色で花茎は6ミリ程、紫色のすじが見られます。
花期は6~8月です。
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 マイヅルソウ(舞鶴草)
山地帯~高山帯の林の中に生えるユリ科の多年草です。
葉脈の様子が鶴が舞っているように見えることから舞鶴草の名前が付いています。
草丈10~15cm程、秋には赤く熟した実を付けます。
花期は5月下旬~6月、花言葉は「清純な乙女のおもかげ」です。
ここでも群生していました。
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 タガソデソウ (誰が袖草)
山地にはえるナデシコ科の多年草です。
茎は直立し、草丈20~40cm程、葉は対生し、長さ5cm程度の披針形です。
ミミナグサ属の中では、大型の植物で、レッドデータプランツに指定されている絶滅危惧Ⅱ類(VU)の植物です。
「色よりも香こそあわれと思ほゆれ誰が袖振れし宿の梅ぞも」という古今集の歌が命名の由来とか・・・
花期は6~7月です。
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 ハクサンハタザオ (白山旗竿)
山地に生えるアブラナ科の多年草です。
総状花序を出し、白色の小さな十字状の花をつけます。
根元の葉はへら形で羽状に浅く切れこみ、茎につく葉は倒披針形です。
花期は4~5月です。
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by fairysilva2 | 2009-06-05 09:39 | 長野県
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