上高地に咲く花       2009.7.12

平湯温泉からは上高地は近いので少し立ち寄ってみました。
あちこちにカラマツソウが群落をつくっていました。

 サワギク (沢菊)
山地のやや湿り気のある木陰や沢沿い等に生える草丈60cm~1m程のキク科の多年草。
花冠は径1cmほどで、淡黄色~黄色の花を多数咲かせ、葉は互生し、大きな切れ込みが
たくさんあるのが特徴です。
名は山の沢沿いなどの生育環境によってつけられています。
別名を襤褸菊(ボロギク)といい、これは花が終わった後、冠毛が頭花の辺りにふわふわと
ぼろくずが集まったように付く事からつけられたようです。
花言葉は「高貴・特異な才能.」で、別名からは考えられないような内容です。
花期は6~8月です。
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 バイカウツギ(梅花空木)
山地に自生するユキノシタ科の落葉低木です。
花名は花のかたちが梅に似ているウツギという意味です。
ウツギという名前の付く花木は色々ありますが、それらは総じて茎の中が空洞になっていてそこから「空(うつろ)な木」→「空木(うつぎ)」となったと言われています。
花期は5~6月、花言葉は「気品、品格」です。
平地でとうの昔に終わっている花なのですが、ここでは咲き始めたばかりでした。
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 ダイコンソウ (大根草)
山野の林縁、路傍などに生育し、どちらかというとやや日陰を好むバラ科の多年草です。
花は15mm程で、小さく、全体にあらい毛が生えていています。
根生葉がダイコンの葉によく似ているところからこの名が付いたようです。
花期は7~8月、花言葉は「小さな恋、前途洋々」です。
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 ゲンノショウコ (現の証拠)
日当たりのよい山野に普通に生えるフウロソウ科の多年草です。
東日本では白色、西日本では紅紫色のものが多く、三河では花が白色のものがほとんどで、稀に紅紫色のものが見られます。
花名は、この薬効が速やかに”現”われることから『現の証拠』と名付けられ、別名をミコシグサ(御輿草)と言い、これは種子の弾けた後の果実が神輿に似ているためそう言われています。
花期は7~10月、花言葉は「強い心」です。
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 グンナイフウロ(郡内風露)
山地~亜高山の草地に生育するフウロソウ科の多年草です。
草丈30~50cm程、茎や葉柄、花柄に開出毛と腺毛があります。
根出葉は多数つき、茎葉は1~2個が互生し、最上部は対生しています。
花は直径2.5~3cm、茎頂に集散状に十数個つき、紅紫色ですが濃淡があり、透けるような花弁です。
和名の郡内は山梨県南東部の地名に由来しているということです。
花期は6~8月、花言葉は「可憐」です。
ほとんど終わりかけでしたが、上高地でも咲いているとは思いませんでした。
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 クガイソウ(九階草 九蓋草)
日当たりのよい山地、草原、林縁に自生するゴマノハグサ科の多年草です。
茎は分枝しないで、直立し1mほどになり、4~6枚の輪生する葉が層をなして茎につくので、九階草と言うそうです。
よく似ているルリトラノオは葉が2枚で対生しているのでこの点で識別できます。
花期は6~8月、花言葉は「不品行、見掛け倒し」です。
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 オトギリソウ (弟切草)
よく日の当たる山や野原で生育しているオトギリソウ科の多年草です。
草丈30~50cm程、花径2cmの雄しべが目立つ黄色い5弁花が数個、茎先に咲きます。
オトギリソウの名前の由来は「弟切り草」で、鷹の傷を治す秘薬として使われていたこの薬草の秘密を、他人に漏らしてしまった弟を、兄が怒って切り殺してしまったという平安時代の伝説に基づいてこの名前が付けられたといいます。
花期は7~9月、花言葉は名前の由来からくるのでしょう「復習、秘密」です。
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 ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
山の林縁に生えるキク科の多年草です。
草丈80〜150cm、ヒヨドリバナに似ていますが、葉が4枚輪生しているのが特徴です。
ひよどり(鵯)の鳴く夏ごろ咲く ヒヨドリバナに似、葉が4枚づつ付くので付いた名前です。
花期は8月です。
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 ゴゼンタチバナ (御前橘)
亜高山帯に見られる小さな常緑のミズキ科の多年草です。
草丈5~15cm程、全体がほぼ無毛、地下茎がよく伸びて広がります。
葉は茎の先端で輪生しています。
白い花のように見えるのは苞で、花は真ん中に10個程集まってつきます。
花期は6~8月、花言葉は「移り気」です。
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 ヤチトリカブト(谷地鳥兜)
日本海側の亜高山〜高山帯に生えるホソバトリカブトの変種で、キンポウゲ科の多年草です。
猛毒のアルカロイドを含む有毒植物として知られています。
葉は掌状で5つに深く裂け、それぞれに深い切れ込みがあります。
花期は8~9月、花言葉は「美しい輝き、厭世家、人嫌い、復讐、騎士道、栄光」と多いです。
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by fairysilva2 | 2009-07-18 08:09 | 長野県
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