人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今日の野草散策       2009.7.22

目的のお花には全く出会えませんでしたが
久し振りに身近な野草を撮ったような、食事で言うとお茶漬けのような・・・
これもいいものです。

 ヒメヤブラン  (姫藪蘭)
日当たりのよい草地などに生育するユリ科の多年草。
花径は1cm程で、葉の長さも7~8cmといったところで地に這いつくように生えています。
果実は種が露出して成熟し、紫黒色となります。
花期は7~9月、花言葉は「新しい出会い」です。
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_2037798.jpg
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_20372063.jpg


 チダケサシ  (乳茸刺 )
山野のやや湿ったところに生えるユキノシタ科の多年草です。
茎は直立し高さ40~80cm程、淡紅色や白色の小さな花を付け、花序に腺毛が密生しています。
名前は長野県の山間に住む人々が、チダケ(食用キノコ)を採取した時に、この草の茎につき刺してもち帰ったことによるそうです。
花期は6~8月、花言葉は「まっすぐな性格」です。
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_2040134.jpg
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_20401442.jpg


 アカツメグサ (赤詰草)
ヨーロッパ原産のマメ科の帰化植物で、多年草です。
鶏や兎の飼料用として明治時代に輸入したものが野生化しています。
別名レッドクローバー、ムラサキツメグサ(紫詰草)とも言われ、シロツメクサに対して、赤いのでアカツメグサの名がついています。
シロツメグサより大きく葉にVの字型の模様があります。
花期は5~10月と長く、花ことばは「愛らしさ」です。
田んぼの畦道に咲いている風情もいいものです。
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_20422333.jpg


 ノギラン (芒蘭)
山地の草地などに生育するユリ科の多年草。
ランとついていますがユリ科です。
草丈は20~40cm、茎頂の穂状花序に、直径約1cmの淡黄褐色の花を横向きに多数つけます。
葉は根元にまとまってつき、倒披針形で先がとがっています。
「ノギ」とは稲や麦の果実の先から出ている長い剛毛状の突起のことです、花びらの先がとがった様子がノギに似ているところから付いた名前だといわれています。
花期は6~8月です。
初めて出会った時は、わぁ~と童心に返ったように興奮して撮っていましたが、今では良く見かける野草になってしまいました。
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_20462889.jpg


 ヤマユリ (山百合)
日本特産のユリで、山地の林縁や草地に生育する多年草。
別名をヨシノユリ(吉野百合)、エイザンユリ(叡山百合)、ホウライジユリ(鳳来寺百合)と咲いている場所により付けられています。
草丈は1~1.5m、花は、花弁が外に弧を描きながら広がり、1~10個程度を咲かせます。
その大きさは直径20cm程とユリの中でも最大級で、その重みで全体が傾いていることが多いようです。
花弁の内側に黄色の筋、紅色の斑点があるのが特徴で、香りは甘く濃厚でとても強いです。
もちろん和名は、山中に生えることからつけられています。
花期は7~8月、花言葉は「威厳、甘美」です。
これは全く人に管理されていないところに咲いていたものです。
花付きは今一ですが、自然なところがいいです~
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_20485145.jpg
今日の野草散策       2009.7.22_e0091347_2049440.jpg

by fairysilva2 | 2009-07-22 20:49 | 身近な野草
<< 八方尾根の花     2009... 茶臼山のアクシバ       ... >>