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武蔵野台地・野川公園から Ⅱ

   ヤマタツナミソウ (山立浪草)
タツナミソウ属. 山地の木陰に生えるシソ科の多年草です。
草丈は10〜25cm 茎に上向きの白毛が多く、 葉は葉柄が他のタツナミソウに比べ長く、卵状三角形で、両面に粗い毛があります。
花が直立していないのが特徴です。
又ヤマタツナミソウはランナーで殖えるのでランナーをチェックするといいようです。
本種は山に生える立浪草の意で、花期は5~6月、タツナミソウの花言葉は「私の命を捧げます」だそうです。
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   サイハイラン(采配蘭)
丘陵から山地に生える高さ30~50㎝ほどのラン科の多年草です。。
草丈30~50㎝程、球根のような偽球茎は卵形で、根元に葉を1~2枚(ほとんどの場合1枚)をつけます。
名前は武将が指揮を取るために手にする「采配」にそっくりなので、この名が付いています。
花期は5~6月です。
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   セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
明治時代に中国より渡来し、川沿い、田の畦など湿った所に生育するキンポウゲ科の一年草。
草丈15~30cm程、花径は1~1.3センチ程です。
中国原産で、葉がセリのように細かく裂け、花の形を燕の飛ぶ姿に例えてこの和名が付けられ、ちなみにヒエンソウ(飛燕草)というのはデルフィニウムの別名でもあります。
花期は3~5月、花言葉は花姿からは連想しにくい「軽薄」です。
この花は関東地方にのみ咲く花のようで、まだ東海地方では見かけたという情報は入っていません。
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by fairysilva2 | 2010-06-26 18:07 | その他の場所に咲く野草
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