人気ブログランキング | 話題のタグを見る

入笠山から Ⅳ

   サワギキョウ(沢桔梗)
山野の湿地に生えるキキョウ科の多年草です。
花はシソ科やゴマノハグサ科に見られるような唇形で長さは3cmぐらいと大きく、草丈も1m以上になることもあります。
花期は8~9月、花言葉は「高貴」です。
入笠山から Ⅳ_e0091347_20105041.jpg
入笠山から Ⅳ_e0091347_2011154.jpg


   ツリガネニンジン(釣鐘人参)
各地の山野に生えるキキョウ科の多年草です。
花色は白から青紫色などがあります。
朝鮮人参のような根と釣り鐘のような花が咲く事からこの名がついています。
若葉は食べられるそうです。
花期は8~10月、花言葉は「すがすがしい」です。
入笠山から Ⅳ_e0091347_20131667.jpg
入笠山から Ⅳ_e0091347_20133088.jpg
 

   ツリフネソウ(釣舟草)
谷沿いなどの半日陰の湿った場所に生育するツリフネソウ科の一年草。
名前は花の形とつき方が帆掛け舟を吊り下げたように見えることに由来しています。
虫媒花(風ではなく、虫を利用して受粉するということ)としても有名で、ホウセンカと同じように、熟した果実にちょっと触れるだけで種を勢いよくはじきとばします。
花期は7月~8月、花言葉は「安楽」です。
入笠山から Ⅳ_e0091347_2014565.jpg
入笠山から Ⅳ_e0091347_2015622.jpg
入笠山から Ⅳ_e0091347_20152266.jpg


   タチコゴメグサ(立小米草)
亜高山帯の林床部の草地に生える半寄生のゴマノハグサ科の一年草です。
高山帯に生えるミヤマコゴメグサやヒメコゴメグサの仲間で、
高山帯のものに比べてやや草丈が高くまた、葉も柔らかな感じがするしますが、鋸歯は高山帯のものよりも尖っています。
小さな花のかれんな姿が、米粒のようで「小米草」とついています。
花期は7~9月です。
入笠山から Ⅳ_e0091347_20232928.jpg
入笠山から Ⅳ_e0091347_20233999.jpg

by fairysilva2 | 2010-08-05 20:24 | その他の場所に咲く野草
<< 入笠山から Ⅴ 入笠山から Ⅲ >>