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伊豆の海岸に咲く花

   アゼトウナ (畝唐菜)
暖かい地方の海岸の岩場に生えるキク科の多年草です。
よく似たホソバワダンとは、地域的にすみわけています。
本種は主に太平洋側に多く、ホソバワダンは日本海側から東シナ海に面した海岸に多い。
ホソバワダンとの識別ポイントは本種は下部の葉が茎を抱いていないのですが、ホソバワダンでは基部が深く茎を抱いています。
磯の岩場で、海と陸を仕切っていることがあります。
このような岩は敷居の真ん中にある『アゼ』と似ているので、そこから付いた名前のようです。
まだ花は咲き始めたばかりで、蕾がいっぱい付いていました。
花期は10月~12月と寒くなるまで咲いています。
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   ツワブキ (石蕗)
海岸の岩場や崖などに生育する常緑のキク科の多年草です。
葉には長い柄があり、直径30cmほどにもなるつやのある葉を付ける。若い葉の葉柄は食べられるそうです。
名前の由来は「葉に艶のある蕗」だと言われていますが、秋に黄色い花をつけると、これが菊科であることがよくわかります。
花期は10月~12月です。

こちらも今年は咲くのが遅いようで、まだ蕾みも出始めといった感じでしたが、
なんとか一角のみ咲き始めていました。
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by fairysilva2 | 2010-11-05 21:28 | 海岸に咲く花
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