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駒ケ岳から Ⅲ

    ミヤマシオガマ  (深山塩釜)
高山の砂礫地や草地に生えるゴマノハグサ科の半寄生の多年草です。
草丈5~20cm、葉は根際にまとまってつき、茎につく葉は小さく、羽状複葉で、小葉はさらに深裂します。
花は茎の上部に紅紫色で上向きの花を密につけ、花冠の上唇の先はくちばし状には尖っていません。
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    タカネツメクサ  (高嶺爪草)
高山の岩石地や砂礫地に生える小形のナデシコ科の多年草です。
草丈3~7cm、 茎は根元からよく分枝し、葉は線形で1mm以下です。
茎がよく分枝して一面マット状に広がり、大きな株をつくって、白い花をびっしりとつけます。
花びらの間に花びらの半分ほどの長さの萼がよく見えるのが特徴です。
花期は7~8月、花言葉は「やわらかな情熱」です。
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    ミヤマキンポウゲ (深山金鳳花)
亜高山~高山帯の湿った草地などに生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈は10~50cm程、茎先に花径1.5~2cmの黄色の花を数個つけます。
花弁は5個で、表面に光沢があるのが特徴で、
葉は鳥足状に深く3裂し、側裂片はさらに2~3中裂しています。
花期は7~8月、花言葉は「純潔、多才な人」です。
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    コマウスユキソウ   (駒薄雪草)
キク科ウスユキソウ属に属する高山植物で、変種にミネウスユキソウがあります。
日本のウスユキソウ属の中ではもっとも小さく可愛い種で、
別名「ヒメウスユキソウ(姫薄雪草)」とも呼ばれています。
中央アルプスの高山帯にのみ分布する固有種で、木曽駒ケ岳周辺に多く生えるため、
「コマウスユキソウ」の名があります。
茎は綿毛があり高さ4~7cm、花茎のない茎に束生する葉は倒披針形で表面に薄く白い毛があり
裏面は蜜に白い綿毛で覆われています。
花言葉は「尊い思い出 」です。
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by fairysilva2 | 2011-07-19 06:12 | 木曽駒
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