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初秋の伊吹山 Ⅳ

    フジテンニンソウ (富士天人草)
山地の草原や落葉樹林下に生えるシソ科の多年草です。
茎は四角形で高さ50~100cmになり、基部は木質化して硬くなる。
葉は長さ10~25cm幅3~12cm。花は茎先に淡黄色の唇形花を密につけます。
花期は9月~10月です。
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    イブキトリカブト (伊吹鳥兜)
伊吹山の草原をかぶと状の大きな花で青紫色に彩るキンポウゲ科の多年草です。
根が下向きの円錐形に肥大する、この根に猛毒が含まれ、漢方では薬用されていますが、使用を誤れば死に至ります。
花は青紫色の大変美しいものです。
花期は8月~9月です。
トリカブトの花言葉は「美しい輝き・厭世家・人嫌い・復讐・騎士道・栄光」と相反するような意味のものもあります。
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   サラシナショウマ (晒菜升麻)
落葉樹林の中や草原に生えるキンポウゲ科の多年草です。 
長さ 20 ~ 30 cmの花穂をつけ、この花穂が太くて白いので、夕暮れの草原でもよく目立ちます。
升麻はサラシナショウマの漢名ですが、サラシナというのは若菜を茹でて水で晒して食用に供することからこの名が付いています。
花期は8月~10月です。

遠くで群生していましたが、ちょっとお天気がよくなかったようです。
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by fairysilva2 | 2011-09-01 16:15 | 伊吹山
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