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身近な野草達 Ⅱ

      サワギク (沢菊)
山地のやや湿り気のある木陰や沢沿い等に生える草丈60cm~1m程のキク科の多年草。
花冠は径1cmほどで、淡黄色~黄色の花を多数咲かせ、葉は互生し、大きな切れ込みが
たくさんあるのが特徴です。
名は山の沢沿いなどの生育環境によってつけられています。
別名を襤褸菊(ボロギク)といい、これは花が終わった後、冠毛が頭花の辺りにふわふわと
ぼろくずが集まったように付く事からつけられたようです。
花言葉は「高貴・特異な才能.」で、別名からは考えられないような内容です。
花期は6~8月です。
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     ネジバナ (螺子花)
芝生の中や、日当たりの良い荒れ地などに生育するラン科の多年草です。
ビンクの小さな花がらせん状に花茎についている様子からネジバナの名前がついています。

別名をモジズリ(捩摺)といい、百人一首の次の歌で知られています。
   「みちのくの しのぶもじずりたれ故に 乱れそめにし われならなくに」

花期は5~7月、花言葉は花の特徴からでしょう「少しだけへそ曲がり」です。
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by fairysilva2 | 2012-07-07 08:51 | 東三河
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