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都心での花散策

品川区の大きな区民公園です。
非常に広く、中にはテニスコート、水族館、バーベキューコーナー、池、小川等々いろんな施設があります。
年々綺麗に手入れされている為、野草を撮る私としては花数が減り、少々残念です。

ここでしか見かけた事のない花もあり出かけてきました。
海岸近くにしか咲かないというウシオハナツメクサ、咲いていました~~(^-^)

ウシオハナツメクサ  (潮花爪草)
ヨーロッパ原産の帰化植物で、河口や海岸の荒地などに生えるナデシコ科の一年草です。
花径4~5mmと大変小さく、まだ咲きかけたばかりで、株は大きいのですが開いた花は2~3輪程度でした。
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コメツブツメクサ  (米粒詰草)
荒れ地や路傍、芝生などに極普通に生育しているマメ科の一年草です。
茎はよく分枝し、草丈20~40cm、花径3~4㎜と小さく、あまり目立ちませんが、群生していると見事です。
和名はシロツメグサに花の付き方が似ていて、非常に小さいのを米粒にたとえています。
花言葉は「ごはんを食べましょう」です。

日向に咲きすぎているからか、少々元気がないような???
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ナガミヒナゲシ (長実雛芥子)
地中海沿岸から中欧原産のケシ科の帰化植物で、一年草です。
路傍などの荒地に生育すし、種が飛び散るので群生化もします。
果実は 無毛で細長いことからナガミヒナゲシと言います。
花言葉は「心の平静・慰め」です。

以前は都心でも散策をしていると、あちこちで元気なこの花をよく見かけたのですが、
今はか細い花ばかりです。
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ショッカッサイ (諸葛菜)
野原、空き地に生えるアブラナ科の2年草です。
諸葛菜は中国名で、別名ムラサキハナナといいます。
中国原産の帰化植物ですが、戦後になって野生化しました。
菜の花と同じアブラナ科で紫色の花が咲く事からムラサキハナナといいます。
花言葉は「優秀、競争」です。

2株程咲いていました。
ここで見かけるのは、始めてです。どこからか種が運ばれてきたのでしょう。
公園を整備している方が抜かずにおいていてくれたのは嬉しいですね。
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海岸に近い事もあり、ハマダイコンと思いアップしましたが、読者の方よりショカッサイではというご意見がありました。
早速、調べてみましたところ、葉がハマダイコンとは違っていました。
訂正させて頂きます。

ニホンタンポポ (日本蒲公英)
語源については、練習用の槍(タンポ槍)に綿毛が似ているので、タンポ穂がタンポポとなったとか、
花の形が鼓を連想するので、鼓をたたく音を表す幼児語タンタンポンがタンポポに変化したものとかいろいろ説があります。
花言葉は「教養」です。

この花は撮り方によるような、ちょっといたずら気分で撮ってみました。
隣に可愛いイヌノフグリも入れて。
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ホトケノザ (仏の座 )
ホトケノザとは仏様を安置している台座のことで、茎をとり巻く 2枚の葉のようすから台座を連想してつけられた名前です
春の七草のホトケノザは別の野草で、キク科のコオニタビラコのことです。

この花だけはどこに行っても出会えます。
こんな都心でもどこにでも咲いてもらえるので、ホッとします。

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by fairysilva2 | 2014-04-20 11:35 | その他の場所に咲く野草
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