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白馬尻から 完

ヤマアジサイ (山紫陽花)
別名サワアジサイといい、内陸の湿度のある山林に自生するユキノシタ科の落葉小低木です。
周辺部は装飾花で、中は多数の両性花をつけます。
関東、東海地方のものは、両性花、装飾花とも白色で、近畿以西になると、青やピンクの色が付きます。

雨が降っていたからか、一段とブルーの色が綺麗でした。
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ミソガワソウ (味噌川草)
高山の湿原や湿地 、谷川沿いなどに生えるシソ科の多年草です。
和名の由来は木曽川の支流の味噌川付近に多いこと から、
あるいは葉裏にある腺から出る特殊な臭気から味噌香草と言われているという事です。

いつも木曽駒ケ岳で出会うのですが、ここで出会ったのは初めてで、
一株のみありました。
色も大変濃く、最初ミソガワソウとは思いませんでした。
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ミヤマカラマツ (深山唐松)
深山の林内に生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈は20cm~70cmほどになり、生育環境により大きさがずいぶん違うようです。
名は長く伸びた雄しべの姿をマツ科の唐松にたとえたものです。
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オオレイジンソウ   (大伶人草)
本州中部以北の深山の針葉樹林内や林縁などに 生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈50~100cm、茎葉は細裂し、上部ほど小さくなります。
レイジンソウ(同属)の伶人とは雅楽を奏でる人のことを言い、その人たちの冠物に花の形が似ていることからだそうです。

出会った花は又一段と草丈が高く傾く事なく立派な様子でした。

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by fairysilva2 | 2014-07-19 07:04 | 長野県
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