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第四回「野草風薫」写真展 出展作品 5

カモメラン  (鴎蘭)
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冷温帯から亜寒帯の林床または林縁に生育するラン科の多年草です。
花茎は10~15㎝、広楕円形の葉を1枚つけ、頂生花序に約1㎝の淡紅色の花を2、3個つけます。
白い地に紅い点々が入った唇弁をもつ個性的なランです。
名は花の姿をカモメ(鴎)に見立てたもので、花期は5~6月です。
長野県八千穂高原にて撮影

コマクサ (駒草)
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高山の砂礫地に自生するケシ科の高山植物です。
草丈5~15cm、全草は粉白色を帯びた緑色で、葉は無毛で細かく切れ込んでいます。
高山植物の女王と言われ、その花の形が馬 (駒) の顔に似て
いることから、この名が付けられています。
花期は7~8月、花言葉は高山植物の女王にふさわしく「高嶺の花・誇り・気高な心」です。
長野県・乗鞍岳にて撮影

ヤマエンゴサク (山延胡索)
第四回「野草風薫」写真展 出展作品 5_e0091347_034621.jpg
山野の樹林下などに生えるケシ科ムラサキケマン属の多年草です。
草地に良く咲いているジロボウエンゴサクによく似ていますが、
花の先端の切れ込みのしわが多く比べてみれば、よく分かります。
「延胡索」とはこの仲間の中国名だそうです。
花言葉は「人嫌い」です。
長野県姫川源流にて撮影

クマガイソウ  (熊谷草)
第四回「野草風薫」写真展 出展作品 5_e0091347_06760.jpg
山地の林内に生えるラン科の多年草です。
野生ランの中では一番大きいとされ、8~10cm程あります。
花の白っぽい唇弁は大きな袋状で、紅紫色の網状の脈があります。
袋状の唇弁を鎌倉初期の武将、熊谷直実が背負った母衣(ほろ)にたとえて名前が付けられたもので、
別名はホロカケソウ(母衣掛け草)といいます。
花期は4~6月、花言葉は、「みかけだおし」です。
新城市郊外にて撮影

by fairysilva2 | 2015-02-06 06:10 | 写真展出展作品
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