キケマンの仲間

キケマン (黄華鬘)
関東地方から西の海岸や低地に生えるケシ科の越年草です。
黄色い花を、キケマン、紫色の花をムラサキケマンと分かりやすいネーミングです。
ケマンとは花が仏様の飾り具のケマンに似ていることからつけられた名前です。
葉が柔らかくて美味しそうに見えますが、有毒なので、食用にはなりません。
ムラサキケマンが半日陰に生育するのに対してキケマンは日当たりのよい海岸等に見られる野草です。
蒲郡の海岸沿いに咲いていて、草丈は1m近くもあり、茎が太く、大木のようでした。
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ミヤマキケマン (深山黄華鬘)
近畿以北の日当たりの良い山地の崩壊地、林の縁などに生える多年草。
フウロケマンの変種です。葉は1~2回羽状複葉で、小葉は深裂します。
総状花序は長さ4~10㎝、草丈20~45cm程、母種のフウロケマンより全体に大きく、葉が細かく切れ込みます。
私の出会ったミヤマキケマンは草丈20cm程しかなく、↑のキケマンに比べると、同じキケマンの仲間とは思えないほど、非常に繊細でした。
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                           野草図鑑「野草風薫」より
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by fairysilva2 | 2006-12-12 00:57 | リバイバル
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