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リンドウの仲間 Ⅱ

リンドウ科の仲間の中では少し珍しい部類のリンドウ達です。

コケリンドウ  (苔竜胆 )
日当たりのよい草地に生育するリンドウ科の多年草。
草丈3~10㎝程、花径5~6㎜の小さなリンドウで地面にはりつくように淡青紫色の花を咲かせます。
全体に小さい ことから名前に苔とついています。
花言葉は「清らかな心を忘れずに」
堤防沿いで見つけたのですが、よほど注意して見ないと、踏み潰してしまいそうなほど小さな花です。
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ツルリンドウ (蔓竜胆) 
山地の木陰に生えるツル性のリンドウ科の多年草です。
長さ1mほどのつるになり、2~3cmの淡紫色の花をつけます。
花は葉のわきから通常ひとつずつ咲き、花弁の中で赤い果実がなります。
花期は8月~10月、花言葉は「情愛」
小さいけれど、愛らしい花です。
虫の世界ではこんな小さな花でも、とてつもなく大きな花に見えるのではと・・・・
きっと、私達がマクロレンズを通してみるように、見えるのでしょうね。
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オヤマリンドウ (御山竜胆)
高山帯の草地や低木林の林縁に生えるリンドウ科の多年草。
花は青紫色で、茎の先の葉腋に1~7個つけるのが特徴です。
花冠は浅く5裂しますが、開花時も先がチョット開くだけで全開しません。
夏期、美ヶ原に咲いていました。  
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                           野草図鑑「野草風薫」より
by fairysilva2 | 2006-12-17 23:50 | リバイバル
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