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タデ科の植物 Ⅳ

 ヤナギタデ (柳蓼)
本邦各地の水辺や湿ったところに生えるタデ科の一年草。
ホンタデ、マタデともいい、葉に辛味があり、芽タデを刺身のつまにしたり、アユの塩焼き用のタデ酢をつくるのに利用されます
穂状の花序を出し、白色の花と紅色の宿存がくをもつ小花をまばらにつけます。
名は葉を噛むと口の中がただれるほどに辛いので「ただれ」からタデになり、
葉が細長く、その形がヤナギに似ているのでヤナギタデになったとも言われています。
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 ヤノネグサ  (矢の根草)
水田や湿地、あぜなどに生育するタデ科の一年草。
アキノウナギツカミに似ていますが、茎にはほとんど棘はなく、草丈30cm程度です。
葉は卵型で基部は浅い心形(ハート型)で、やじりを連想させるので、矢の根草の和名が付いています。
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by fairysilva2 | 2007-12-26 18:26 | リバイバル
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