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ムラサキケマンとキケマン

 ムラサキケマン   (紫華鬘)
山裾や竹林の中などの直射日光がやや制限されているような場所に生育するケシ科の2年草。
草丈20~50cm、花は長さ12~18㎜の筒状で先端は唇形、茎の上部に密につきます。
葉は鳥の羽のような羽状で、深く切れ込んでいます。
名は花が紫色のケマンソウということです。 
花期は4月~5月、花言葉は「あなたの助けになる」です。
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 キケマン (黄華鬘)
関東地方から西の海岸や低地に生えるケシ科の越年草です。
黄色い花を、キケマン、紫色の花をムラサキケマンと分かりやすいネーミングです。
ケマンとは花が仏様の飾り具のケマンに似ていることからつけられた名前です。
葉が柔らかくて美味しそうに見えますが、有毒なので、食用にはなりません。
ムラサキケマンが半日陰に生育するのに対してキケマンは日当たりのよい通常海岸等に見られる野草です。
草丈は通常40~60cm程、中には1m近くも成長し大木のようなものもあります。
花期は4月~6月、花言葉は「さびしさに耐える」です。
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by fairysilva2 | 2008-04-10 09:27 | 比丘尼
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