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木地屋敷跡に咲く花

 キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)
山地の草地や、林の周辺で見られるキンポウゲ科の多年草。
ヤマオダマキの紅紫色の萼片が黄色に変わったものです。
草丈は30~75cm程、茎は直立しまばらに枝分かれし、細かい毛があり、葉は3出複葉、小葉は大きく3裂してさらに切れ込みがあります。
糸を紡ぐ時に使用する糸巻き「苧環(オダマキ)」に、花の形が似ていることから名づけられています。
花期は6~8月、花言葉は「遠くから見守ってます」です。
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 ノハナショウブ (野花菖蒲)
山野の草原や湿原に生えるアヤメ科の多年草で、ハナショウブ(花菖蒲)の原種です。
ノハナショウブは遠いむかし、まだ日本が大陸と地続きだった三千万年以上も前、大陸の東部、つまり現在の日本に当たるところで発生したようです。
いづれがアヤメかカキツバタといわれますが、カキツバタの外花被片には白い筋が、アヤメはその名のとおり綾目の模様が入るのに対し、ノハナショウブは外花被片の基部に黄色の筋が入ることで区別できます。
花菖蒲は園芸品種として江戸時代より改良を重ねて作り出されたものです。
花期は6月~7月、花言葉は「大人の付き合い」です。
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こんな色のもありましたが、これもノハナショウブなのか?
外花被片の基部に黄色の筋は入っているのですが・・・
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by fairysilva2 | 2008-07-07 09:37 | 面ノ木園地
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