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身近な夏の花

 ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
本来はヨーロッパで交配によって作られたアヤメ科の園芸品種でしたが、明治時代に観賞用に日本に入ってきました。
繁殖力が強く今では人里の周りから、人里は離れた林縁まで、どこにでも見られます。
ヒオウギズイセン(檜扇水仙)に似ていますが、小型でやさしい感じがするので、ヒメと、ヒオウギはグラジオラスのような葉が扇型に広がって互生する姿が、公家の持つ「檜扇」に似ていることからヒオウギの名が付いています。
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 ノカンゾウ (野萱草)
野原や小川のほとりなどに生育するユリ科の多年草。
朝開いて夕方にはしぼんでしまう1日花です
若葉は食用にされ、乾燥したものが市販されていると言う事です。
仲間の↓ヤブカンゾウに比べ個体数が少ないと言う事ですが、作手の田んぼの畦道にはたくさんのノカンゾウが咲いています。
花言葉は「決意」です。
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 ヤブカンゾウ (薮萓草)
中国原産のユリ科の多年草でニッコウキスゲの仲間です。
ヤブカンゾウは八重、よく似た↑ノカンゾウは一重です。
栽培されていたものが野生化したもので、若葉と花は食用になるそうです。
カンゾウ(萓草)とは、この美しい花を見ていると物も忘れると言う故事からくる名からきています。
花言葉は「理想郷」です。
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by fairysilva2 | 2008-07-09 19:26 | 身近な野草
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