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作手に咲く花 Ⅰ

 カリガネソウ (雁草、雁金草)
山の谷沿いの草地にはえるクマツヅラ科の多年草です。
別名をホカケソウといい、草丈1m以上になるので、風にゆらゆらと揺れいます。
花もユニークな形をしていますが、独特の匂いがあります。
花は雁が飛ぶ姿から家紋の”結び雁金”紋に似ているのでカリガネソウという名が付いています。
花期は8月~9月、花言葉は「実質」です。
今年もいつものところに咲いてくれました。
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 アオツヅラフジ (青葛藤)
林縁などで普通に見られるツヅラフジ科のつる性落葉植物です。
雌雄異株で果実の表面に白い粉がふいています。
和名は青いツヅラフジの意味で、似たなかまにツヅラフジがあります。
これもつる植物で、つるは細く、このつるを使って、ツヅラ(カゴ)をつくったのでこの名があります。
別名をカミエビと言い、実の表面の白い粉をカビと見て付けられています。
エビはブドウの古名だそうです.
花期は7月~8月、秋の実が大変美しいのでよく知られています。
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参考までに、去年の実です。
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by fairysilva2 | 2008-09-15 17:10 | 奥三河
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