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イヌホオズキとアマリカイヌホオズキ

 イヌホオズキ (犬酸漿)
本邦全土の畑や道端に生えるナス科の一年草。
イヌホオズキの名前は役に立たないホオズキという意味で、果実は球形ですが、小さくてとてもホオズキには似ていません。しかも草全体に有毒成分が含まれていて、食べたりするとげりや呼吸まひを起こす危険がある有毒植物です。
花は径1cmぐらいで白色、果実は6~7mmの球形で、熟すと黒色に変わります。
花期7月~10月です。
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 アメリカイヌホオズキ (亜米利加犬酸漿)
やや湿り気のあるところに生えるナス科の一年草です。
↑のイヌホオズキの花色は白だけですが、アメリカイヌホオズキは白と薄紫があります。
又、イヌホオズキより花は小さく花径5~7mm程、茎は細く、葉は薄くて細くなり、横に広がっています。
違いは葉にもあり、イヌホオズキは縁がやや波打っています。
アメリカホオズキは葉に荒い鋸歯を持つものが多いです。
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by fairysilva2 | 2008-10-01 09:20 | 身近な野草
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