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秋の実 Ⅲ

 ツルアリドオシ  (蔓蟻通)
やや湿り気のある木陰に生えるアカネ科のつる性植物です。
茎は地面をはって節から根を伸ばし、茎の先に小さな2つの白い花をつけます。
花後の果実は熟すとご覧のように赤色になります。
花期は6~7月です。
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 ノササゲ(野大角豆)
山地の林縁等に生育するつる性のマメ科の多年草。
花は長さ2cm程の淡黄色の蝶形花、葉は三出複葉で互生し、小葉は長卵形です。
よく似たタンキリマメの小葉は丸く幅が広く、花の形もやや違います。
豆形の実は紫色で、和名は野ササゲ(野のささげまめ)の意味です。
花期は8~9月です。
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 カラスウリ (烏瓜)
山野の樹木などにからみつく蔓性のウリ科の多年草です。
雌雄異株で、ひとつの株には雄花か雌花かのいずれかのみがつくきます。
夕方、暗くなりかけると白い花を開き始め、花弁の先端は細い糸状になり、レースのように見えます。
果実をカラスが残したため、この名がついたそうです。
花期は8~9月、花言葉は「よき便り」です。
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by fairysilva2 | 2008-10-22 22:36 | 奥三河
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