カテゴリ:自然教育園( 16 )

都心のオアシスに咲く花 Ⅱ

   マルバウツギ (丸葉空木)
日当たりのいい山地に生える落葉低木です。
葉は卵形または卵円形で対生します。
ウツギの名の由来は茎が空洞になっている事から空木(うつぎ)と呼ばれたようで、
マルバウツギは葉が卵形で丸みを帯びているのでその名があります。
ウツギが少し花を下に向けて咲くのに対し、マルバウツギは上向きに咲き、
平開した花弁の基部には赤っぽい花盤が見えます。
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   コゴメウツギ (小米空木)
日当たりの良い林縁などに生えるバラ科の落葉低木です。
枝はよく分枝し、直径4~5mmの小さな白い花をつけます。
白い小さな花を、小米にたとえて名付けられたようです。
ウツギと名前がつきますが、ウツギはユキノシタ科でこのコゴメウツギはバラ科です。  
花期は5~6月です。
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    ノ イバラ(野茨)
日本の野性バラの代表種で、日当たりのよい山林や川辺を好む半蔓性のバラ落葉低木。
葉は複葉であり、小さな葉(小葉)が組合わさって1枚の葉を形成しています。
葉の表面は光沢がなく、無毛ですが、裏面の脈上には目立たない微毛があります。
枝先に咲く白い花は芳香を放ち、果実は秋になると赤く熟します。
和名は野に生育するイバラの意。
花期は6~6月、花言葉は「偽りの恋」です。
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by fairysilva2 | 2010-05-15 07:58 | 自然教育園

都心のオアシスに咲く花

久し振りに東京目黒区にある、自然教育園からです。
   ルリニワゼキショウ  (瑠璃庭石菖)
ニワゼキショウと同じく北アメリカからの帰化植物で、アヤメ科の多年草です。
ニワゼキショウとは、茎にはっきりした翼(ひれ)があること、花被片の先に芒状の突起があること、3個の雄しべが合着して1個に見えることなどの違いがあり、別名をアイイロニワゼキショウといいます。
花期は4~6月です。
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   ヤマブキソウ  (山吹草)
野や林の下で群生していることの多いケシ科の多年草です。
花がヤマブキ(山吹)に似ているからこの名前になりましたが、ヤマブキは花びらが 5 枚であるのに対して,ヤマブキソウは 4 枚です。
花期は4~5月、花言葉は「すがすがしい明るさ」です。
今年はちょっと遅かったようで、咲いているものはわずかでした。
去年とは同じ雰囲気にならないように撮っているつもりなのですが・・・
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   チョウジソウ (丁字草)
湿地や川辺など水気が多い場所に生えるキョウチクトウ科の多年草です。
花の形がフトモモ科のチョウジの花に似ているからとか、横から花を見ると『丁』の字に見えるのでチョウジソウとか言われるようですが、字からすると後者ではないかと思います。
花期は5~6月、花言葉は何故か「触らないで」です。
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by fairysilva2 | 2010-05-14 09:06 | 自然教育園

自然教育園の夏の花達 Ⅲ

 ミソハギ (禊萩・千屈菜)
沼地や田圃の周辺など、湿った明るい場所に生育するミソハギ科の多年草です。
和名は禊萩(みそぎはぎ)で、仏前に供えられるのでボンバナ(盆花)とも言われ、お墓や仏壇に供える花として良く使われています。
花期は7~8月、花言葉は「朴訥」です。
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 サネカズラ(実葛)
山野の林縁に生育する マツブサ科の常緑蔓性木本です。
花は雌雄別株または同株で、葉腋に直径約1.5cmの黄白色の花をつけます。
「名にしおわば逢坂山の実葛」と百人一首にも歌われています。
別名をビナンカズラ(美男葛)と言い、これは皮を剥いでつぶして水を加えるとネバネバした液体になり、これを髪につけて整髪料としたからだそうです。
花期は8月、花言葉は「好機をつかむ、 再会」です。
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実ができかかっているのもあります。 
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 ユウガギク(柚香菊)
近畿地方以北の山野や草地、道端に生えているキク科の多年草です。
ユウガギクの葉は、よく似たノコンギクやカントウヨメナと比べて切れ込みが深いのですが、これは茎の下の葉で、花のすぐ下の葉は切れ込みがほとんどありません。
他の野菊よりも咲きはじめが早く、今のような真夏に花を見る事もあります。
もちろん、野菊が咲き乱れる晩秋の頃にも咲き、花期が大変長いんです。
名前の由来はユズ(柚)に似た香りのする菊ということですが、実際はユズの香りはしないそうです。
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 ミズタマソウ (水玉草)
山地の湿った林下に生えるアカバナ科の多年草です。
草丈は40~60cmで、花柄に細かい柔らかい毛がついています。
花は白い2弁を上下につけ、花径4~6cmと大変小さいです。
和名は果実を水玉に見立てたものです。
花期8~9月です。
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by fairysilva2 | 2009-08-10 19:22 | 自然教育園

自然教育園の夏の花達 Ⅱ

 ハグロソウ (葉黒草)
山地の林の下に生えるキツネノマゴ科の多年草です。
紅紫色の花は花は上唇と下唇に分かれ、内側には赤褐色の斑紋があります。
対生する葉が暗緑色なので葉黒草という和名がついています。
花期は8月~10月です。
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 キンミズヒキ(金水引)
道端や草地に生えるバラ科の多年草です。
キンミズヒキはタンニンを多く含み、下痢止めなどの薬草になるそうです。
赤いミズヒキ(タデ科)とは種は違いますが、花穂を金色のミズヒキに例えて縁起物の水引の名をもらった花です。
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 クサノオウ(瘡の王)
日当たりのよいところに見られるケシ科の1~2年草。
葉茎を切ると黄色の乳液がでます。
和名の瘡(くさ)とは丹毒(たんどく)のことで、それを治す薬草であるということからこの名前が付いいます。
花期は5~7月、花言葉は「私を見つけて」です。
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 ナガボノシロワレモコウ (長穂の白吾木香)
ワレモコウの仲間で、花穂が長いナババノアカワレモコウの白花です。
湿地に生えてるバラ科の多年草で、普通のワレモコウよりも花穂が長いのが特徴です。
花期は8~10月、花言葉は「甘えんぼ」です。
花穂の先端部分の花だけが咲いています。
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明日に続く

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by fairysilva2 | 2009-08-09 06:53 | 自然教育園

自然教育園の夏の花達 Ⅰ       

東京に出かけた折には必ずと言っていいほど
目黒にある自然教育園に出かけてきます。
正式名は国立博物館附属自然教育園、
東京都港区にあり、4~500年前中世の豪族の館で、その後高松藩の下屋敷、
陸海軍の白金御料地と歴史を重ね、その間は一般の人々が中に入る事ができなかった為、
まれにみる豊かな自然がのこされ、
昭和24年に全域が天然記念物および史跡に指定され公開されるようになったということです。
中は植物の名の立て札がある以外には、とても都心とは思えない巨木の生い茂っているところです


トラノオスズカケ (虎の尾鈴懸)
林内や林縁で陽の当たらない薄暗い場所に生育するゴマノハグサ科の多年草で、絶滅危惧種に指定されたいます。
茎は根元から斜めに立ち上がり、先は地を這うように70~150cmに達する茎を延ばします。
葉は長楕円形状卵形で先は短く尖り、葉の縁には鋸歯があります。
葉脇から、短い円錐形の花序 を出し、長さ5ミリ程の小さな紅紫の花を密につけます。
生息域は四国南部と九州に限定されているそうです。
名前のトラノオは花序のようすを、虎の尾に、スズカケは同じ花序を山伏の衣装の鈴掛にたとえたものです。

ここのトラノオスズカケは牧野富三郎によって発見され、1049年の開園の頃に絶えたとされていましたが、一昨年秋に芽生えを発見し、去年初の開花をみたそうです。
休眠性の高い埋土種子が高木の枯死等により林床に光が差し込むようになり、発芽が促されたものではないかということです。
大切に大切に管理されたのでしょう、今年は株数も4~5株と殖え、花芽もかなりついていました。
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 ウバユリ(姥百合)
薮や林の中に生えるユリ科の多年草です。
草丈1m程もあり、花は長さ7~10cmで、花被片は緑白色、内部には褐色の斑点があります。
つぼみの頃は上に向いていますが咲くと水平方向を向きます
花盛りのころには根元の葉が枯れてなくなることから、「歯のない姥」という意味でつけられていますが、実際には残っています。
花期は6~7月、花言葉は「威厳、純潔、無垢」です。
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 ヌマトラノオ (沼虎尾)
湿地や流れのほとりに生えるサクラソウ科の多年草です。
地下茎で繁殖するので毎年同じところに生えてくれるので、楽しめます。
和名の由来は通常の草原に生育するオカトラノオと比較したものですが、オカトラノオのようには頭を垂れず、真っ直ぐ上を向いています。
花期は7~8月です。
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 キツネノカミソリ (狐の剃刀)
山野に生えるヒガンバナ科の多年草です。
葉は夏には枯れ、そのあと花茎を伸ばし,黄赤色の花を数個つけます。
消炎作用があり、乳房炎、乳腺炎の初期に、鱗茎をすり潰して塗布するとききめがあるようですが、有毒植物です。
春先にのびた白みがかった葉をキツネの剃刀(かみそり)にたとえてこの名がついたという事です。
花期は8~9月、花言葉は「妖艶」です。
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2009.8.4撮影

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by fairysilva2 | 2009-08-05 15:43 | 自然教育園

自然教育園花散策 Ⅱ (6月12日)

 アサザ(阿左々) 
北海道以外の各地の池や沼に生えるミツガシワ科の多年生の水草です。
葉はスイレン(睡蓮)の葉を小型にしたよう形で水面に広がっています。
黄色い花を咲かせますが、午後にはしぼんでしまいます。
花期は5~6月です。
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 オオバジャノヒゲ (大葉蛇の髭)
平地の林下に群生していることが多いユリ科の多年草です。
ジャノヒゲと共に園芸種としても有名で、花壇の縁取りなどによく植えられているようです。
園芸的にはオオバリュウノヒゲと呼ぶようです。
常緑の葉は一見するとヤブランに似ていますが、葉のふちがざらざらすることで区別できます。
秋には光沢のある群青色の種子をたくさん実らせます。
花期は6~8月です。たった一株のみ花をつけていました。
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 ドクダミ (毒痛)
やや日陰の湿った場所を好むドクダミ科の多年草で、野山や空き地などいたる所で見ることができます。
4枚の花弁のように見えるのは本当の花弁ではなく、これは総苞片と呼ばれるもので、中心部の黄色ところが花の集合体です。
様々な薬効があり、民間薬として利用され、「十薬」とも呼ばれています。
名前は薬効に優れ、毒を嬌めるとの意味から付けられています。
花期は5~7月、花言葉は「白い追憶」です。
毎年この花を撮るのですが、不思議にその年によって雰囲気の違うものになります。
花言葉がとても気に入っています。
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 ムラサキシキブ (紫式部)
山野に生えるクマツヅラ科の落葉低木です。
庭などに植えられて「ムラサキシキブ」と呼ばれるのはコムラサキ(小紫)のことが多いようです。
コムラサキより「ムラサキシキブ」という名の方が流通しやすいというので、コムラサキをあえてムラサキシキブとして販売されているということです。
コムラサキに比べて実のつき方がまばらで、素朴です。
大きな違いはムラサキシキブは葉柄の付け根付近から花柄が出るのに対し、コムラサキは葉柄の付け根と花柄の付け根が少し離れています。
又、ムラサキシキブは葉全体に小さな鋸葉が付いているのに対し、コムラサキの葉は途中より鋸葉がなくなっています。
花期は7月下旬~9月上旬、花言葉は「聡明」です。
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 ナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)
北海道~九州の山野の林に生えるクマツヅラ科の多年草です。
草丈は30~70cm、枝先に穂状花序をだし、
白色~淡紅色を帯びる長さ約6mmの唇形花を下から順に咲かせます。
仲間にハエドクソウというながありますが、固体差もありこの2種を区別するのはたいへん難しいようです。
ただ、咲いている場所が同じ場合、花期がナガバノハエドクソウの方が1ヶ月程早いという事です。
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by fairysilva2 | 2009-06-15 13:15 | 自然教育園

自然教育園花散策 (6月12日)

 ノカンゾウ (野萱草)
野原や小川のほとりなどに生育するユリ科の多年草です。
朝開いて夕方にはしぼんでしまう1日花です
若葉は食用にされ、乾燥したものが市販されていると言う事です。
仲間のヤブカンゾウに比べ個体数が少ないと言う事ですが、作手村の畦道にはたくさんのノカンゾウが咲いています。
花期は7~9月、花言葉は「決意」です。
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 ヤマアジサイ (山紫陽花)
別名サワアジサイといい、内陸の湿度のある山林に自生するユキノシタ科の落葉小低木です。
周辺部は装飾花で、中は多数の両性花をつけます。
小型で葉に光沢のないのが特徴です。
関東、東海地方のものは、両性花、装飾花とも白色で、近畿以西になると、青やピンクの色が付きます。
花期は6月~7月です。
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 ガクアジサイ(額紫陽花)
ガクアジサイは別名ハマアジサイともいい、伊豆半島の東部海岸等の海岸沿いなどに自生しています。
大型で葉は厚く光沢がある海浜性アジサイです。
ガクアジサイの「ガク」は周辺の大きな装飾花が中央の細かな両性花を取り囲んだ平たい花形を、額縁に見立てて付けられた和名です。
花期は6~7月、花言葉は「謙虚」です。
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 ムラサキ (紫)
草原にはえるムラサキ科の多年草です。
草丈は20~50cm、白色の粗毛があり、上部で分枝します。
葉は2~3の側脈がはっきりし、ムラサキという名ですが花は白色です。
日本名の紫は紫染料から出た名で、万葉集には数多く登場しています。
そんな句の一つです。
”つくまのにおふる紫 きぬにして いまだ着ずして いろにいでにけり”
花期は5月下旬〜6月です。
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明日に続く

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by fairysilva2 | 2009-06-14 15:01 | 自然教育園

自然教育園花散策 Ⅰ

国立博物館附属自然教育園
東京都港区にあり、4~500年前中世の豪族の館で、その後高松藩の下屋敷、陸海軍の白金御料地と歴史を重ね、その間は一般の人々が中に入る事ができなかった為、まれにみる豊かな自然がのこされ、昭和24年に全域が天然記念物および史跡に指定され公開されるようになったということです。
中は植物の名の立て札がある以外には、とても都心とは思えない巨木の生い茂っているところです。

 ヤマブキソウ(山吹草)
山野や林の下で群生していることの多いケシ科の多年草です。
花がヤマブキ(山吹)に似ているからこの名前になりましたが、ヤマブキは花びらが 5 枚であるのに対して,ヤマブキソウは 4 枚です。
花期は4~5月、花言葉は「すがすがしい明るさ」です。
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 チョウジソウ (丁字草)
湿地や川辺など水気が多い場所に生えるキョウチクトウ科の多年草。
花の形がフトモモ科のチョウジの花に似ているからとか、横から花を見ると『丁』の字に見えるのでチョウジソウとか言われるようですが、字からすると後者ではないかと思います。
花期は4~6月、花言葉は「触らないで」です。
ここでは湿原に群生しています。
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 ニリンソウ (二輪草)
山麓の林の縁や林の中、竹林、土手などに生えるキンポウゲ科の多年草です。
根生葉は 3 全裂し側裂片は更に深く 2 裂します。
茎葉の間から普通 2 本の長い柄を出し、先端に花径2 cm程のの白い花をつけます。
和名の由来は 一本の茎に通常2輪の花が咲くことからきています。
花期は4~5月、花言葉は2本でるからでしょう「仲良し」です。
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 ノ イバラ (野茨)
日本の野性バラの代表種で、日当たりのよい山林や川辺を好む半蔓性のバラ科の落葉低木です。
葉は複葉であり、小さな葉(小葉)が組合わさって1枚の葉を形成しています。
葉の表面は光沢がなく、無毛ですが、裏面の脈上には目立たない微毛があります。
枝先に咲く白い花は芳香を放ち、果実は秋になると赤く熟します。
和名は野に生育するイバラの意味です。
花期は5~6月、花言葉は「偽りの恋」です。
やはり、平地だからでしょうか咲くのが早いです。
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 フタリシズカ (二人静)
山野の林下に生えるセンリョウ科の多年草です。
茎の先に数本の穂状花序を出し、小さな白い花をつけます。
花弁はなく、3 個の雄しべが丸く子房を取り巻いています。
名は静御前とその亡霊の舞姿にたとえたものだということです。
花言葉は名のとおり「静御前の面影」で、花期は4月~6月です。
園内のあちこちで咲いていました。
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 エビネ(海老根)
丘陵地帯の落葉広葉樹林に生育するラン科の多年草です。
葉は広がって地面を覆うタイプで、競合する草本の少ない谷筋の斜面などに生育していることが多いようです。
派手ではないのですが、味わいのある花なので、山草愛好家のターゲットの1つでもあり、又特徴的な葉であることもあって、花期以外でも確認しやすいため、盗掘が多く、近年、非常に減少しています。
塊茎(バルブ)がエビのイメージなので、エビネの名が付いています。
花期は4~5月、花言葉は「忠実・謙虚」です。
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 ササバギンラン (笹葉銀蘭)
山地の林内に生えるラン科の多年草です。
茎は直立し、草丈は20~40cm程、同種のギンランより大きく、 葉脈も多く上部の葉先は花序より高くなっています。
花期は5~6月です。
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 ラショウモンカズラ(羅生門葛)
山地の林の中などに生えるシソ科の多年草です。
横にはった地下茎から立ち上がり、草丈20~30cm、花径は3~4cmもあります。
名はこの花の形を平安時代、羅生門で武将が切り落とした鬼の腕に見立てて付けられています。
花期は4〜5月、花言葉は「幸せを」です。
たくさん咲いていたようなのですが、ほとんど終わり、この一枝のみ咲いていました。
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 オオニワゼキショウ (大庭石菖)
北アメリカより渡来し庭や道端に生えるアヤメ科の一年草。
よく似ているニワゼキショウと比べ、草丈30~50cmと高く、花は直径約1cmとやや小さめです。
朝咲いて夕方しぼむ1日花で、花期は5月~6月です。
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naomaru24さんより、ルリニワゼキショウではないかとご指摘があり、調べました結果、
ルリニワゼキショウと同定するのが妥当と判断し、訂正させていただきます。
naomaru24さん、有難うございました。
 
ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖)
ニワゼキショウと同じく北アメリカからの帰化植物で、多年草です。
ニワゼキショウとは、茎にはっきりした翼(ひれ)があること、花被片の先に芒状の突起があること、3個の雄しべが合着して1個に見えることなどの違いがあり、別名をアイイロニワゼキショウといいます。

 ホウチャクソウ  (宝鐸草)
林縁や谷沿いなどの森林中に生育するユリ科の多年草です。
アマドコロやナルコユリ(鳴子百合)に似た花を付けますが、茎が枝分かれし、枝先の方だけに花をつけるのが特徴です。
宝鐸というのは,お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(風鐸)のことです。
花期は4~5月、花言葉は「よきライバル」です。
こちらも園内のあちこちで群生していました。
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 ムサシアブミ(武蔵鐙)
海に近い林に生育するサトイモ科の多年草です。
葉は 2 枚、小葉は 3 枚で裏が白です。仏炎苞(ぶつえんほう)は暗紫色か白緑色で、白い筋が隆起しています。
それが、鐙(あぶみ。馬具の一つ) のように丸まった形をしているのが特徴です。
和名は仏炎苞を鐙にたとえたものです。
花期は4~5月です。
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by fairysilva2 | 2009-04-29 13:11 | 自然教育園

自然教育園に咲く花 Ⅲ

 ウグイスカグラ (鶯神楽)
スイカズラ科の落葉低木、別名ウグイスノキと言われています。
ウグイスカグラの実は甘く食べることができ、一説には、この実をウグイスがついばむ姿が神楽を踊っているように見えることが名前の由来とも言われています。
花期は4月で、ここのはかなり早いようです。花言葉は「未来を見つめる」です。
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 マンサク(満作)
早春に花をつけるマンサク科の落葉低木です。
葉に先駆けて黄色いリボン状の花を咲かせます。
マンサクとは「まず咲く」とのことで、「まんずさく」が東北地方で訛ったものだといわれています。
ここのはちょっと花つきがよくないようです。
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 セツブンソウ (節分草)
石灰岩質の山林の落葉樹林下や土手などに生えるキンポウゲ科の多年草です。
セツブンソウの名前のように早春の節分の頃から花が咲き出します。
直径が2cmほどの白い花が咲き、花びらのように見える部分はがく片で、花びらは黄色い蜜腺に変化しています。
花期は2~3月、花言葉は「清涼」です。
たった一輪咲いていました。群生を見慣れている私にはあまりにも、いたいけない様子でした。
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by fairysilva2 | 2009-02-20 08:20 | 自然教育園

自然教育園に咲く花 Ⅱ

 アセビ (馬酔木)
山地の乾燥した土地に生えるツツジ科の常緑低木。
馬が葉を食べると酔ったようになり、足が不自由になるため、アヒシビがアシビになり、さらにアシミ、アセビになったということです。
アカバナのアゼビもあります。
花期は3~4月、山地に比べてやはり東京は暖かいようで、びっしりと咲いていました。
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 フクジュソウ  (福寿草)
春を告げる花の代表でもあるキンポウゲ科の多年草。
山地、落葉樹林内等に生育し、別名をガンジツソウ(元日草)ともいいます。
多数のひげ根を束生する太い根茎は、強心薬として利用されます。
葉は深緑色で切れ込みが多く、にんじんの葉に似、花は黄色で3~4cm程です。
旧暦の新春に開花することから、めでたい「福」と「寿」の字をあてています。
花期は2~4月、花言葉は花名にふさわしく「成就」です。
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by fairysilva2 | 2009-02-19 10:21 | 自然教育園