<   2009年 04月 ( 35 )   > この月の画像一覧

自然教育園花散策 Ⅰ

国立博物館附属自然教育園
東京都港区にあり、4~500年前中世の豪族の館で、その後高松藩の下屋敷、陸海軍の白金御料地と歴史を重ね、その間は一般の人々が中に入る事ができなかった為、まれにみる豊かな自然がのこされ、昭和24年に全域が天然記念物および史跡に指定され公開されるようになったということです。
中は植物の名の立て札がある以外には、とても都心とは思えない巨木の生い茂っているところです。

 ヤマブキソウ(山吹草)
山野や林の下で群生していることの多いケシ科の多年草です。
花がヤマブキ(山吹)に似ているからこの名前になりましたが、ヤマブキは花びらが 5 枚であるのに対して,ヤマブキソウは 4 枚です。
花期は4~5月、花言葉は「すがすがしい明るさ」です。
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 チョウジソウ (丁字草)
湿地や川辺など水気が多い場所に生えるキョウチクトウ科の多年草。
花の形がフトモモ科のチョウジの花に似ているからとか、横から花を見ると『丁』の字に見えるのでチョウジソウとか言われるようですが、字からすると後者ではないかと思います。
花期は4~6月、花言葉は「触らないで」です。
ここでは湿原に群生しています。
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 ニリンソウ (二輪草)
山麓の林の縁や林の中、竹林、土手などに生えるキンポウゲ科の多年草です。
根生葉は 3 全裂し側裂片は更に深く 2 裂します。
茎葉の間から普通 2 本の長い柄を出し、先端に花径2 cm程のの白い花をつけます。
和名の由来は 一本の茎に通常2輪の花が咲くことからきています。
花期は4~5月、花言葉は2本でるからでしょう「仲良し」です。
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 ノ イバラ (野茨)
日本の野性バラの代表種で、日当たりのよい山林や川辺を好む半蔓性のバラ科の落葉低木です。
葉は複葉であり、小さな葉(小葉)が組合わさって1枚の葉を形成しています。
葉の表面は光沢がなく、無毛ですが、裏面の脈上には目立たない微毛があります。
枝先に咲く白い花は芳香を放ち、果実は秋になると赤く熟します。
和名は野に生育するイバラの意味です。
花期は5~6月、花言葉は「偽りの恋」です。
やはり、平地だからでしょうか咲くのが早いです。
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 フタリシズカ (二人静)
山野の林下に生えるセンリョウ科の多年草です。
茎の先に数本の穂状花序を出し、小さな白い花をつけます。
花弁はなく、3 個の雄しべが丸く子房を取り巻いています。
名は静御前とその亡霊の舞姿にたとえたものだということです。
花言葉は名のとおり「静御前の面影」で、花期は4月~6月です。
園内のあちこちで咲いていました。
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 エビネ(海老根)
丘陵地帯の落葉広葉樹林に生育するラン科の多年草です。
葉は広がって地面を覆うタイプで、競合する草本の少ない谷筋の斜面などに生育していることが多いようです。
派手ではないのですが、味わいのある花なので、山草愛好家のターゲットの1つでもあり、又特徴的な葉であることもあって、花期以外でも確認しやすいため、盗掘が多く、近年、非常に減少しています。
塊茎(バルブ)がエビのイメージなので、エビネの名が付いています。
花期は4~5月、花言葉は「忠実・謙虚」です。
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 ササバギンラン (笹葉銀蘭)
山地の林内に生えるラン科の多年草です。
茎は直立し、草丈は20~40cm程、同種のギンランより大きく、 葉脈も多く上部の葉先は花序より高くなっています。
花期は5~6月です。
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 ラショウモンカズラ(羅生門葛)
山地の林の中などに生えるシソ科の多年草です。
横にはった地下茎から立ち上がり、草丈20~30cm、花径は3~4cmもあります。
名はこの花の形を平安時代、羅生門で武将が切り落とした鬼の腕に見立てて付けられています。
花期は4〜5月、花言葉は「幸せを」です。
たくさん咲いていたようなのですが、ほとんど終わり、この一枝のみ咲いていました。
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 オオニワゼキショウ (大庭石菖)
北アメリカより渡来し庭や道端に生えるアヤメ科の一年草。
よく似ているニワゼキショウと比べ、草丈30~50cmと高く、花は直径約1cmとやや小さめです。
朝咲いて夕方しぼむ1日花で、花期は5月~6月です。
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naomaru24さんより、ルリニワゼキショウではないかとご指摘があり、調べました結果、
ルリニワゼキショウと同定するのが妥当と判断し、訂正させていただきます。
naomaru24さん、有難うございました。
 
ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖)
ニワゼキショウと同じく北アメリカからの帰化植物で、多年草です。
ニワゼキショウとは、茎にはっきりした翼(ひれ)があること、花被片の先に芒状の突起があること、3個の雄しべが合着して1個に見えることなどの違いがあり、別名をアイイロニワゼキショウといいます。

 ホウチャクソウ  (宝鐸草)
林縁や谷沿いなどの森林中に生育するユリ科の多年草です。
アマドコロやナルコユリ(鳴子百合)に似た花を付けますが、茎が枝分かれし、枝先の方だけに花をつけるのが特徴です。
宝鐸というのは,お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(風鐸)のことです。
花期は4~5月、花言葉は「よきライバル」です。
こちらも園内のあちこちで群生していました。
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 ムサシアブミ(武蔵鐙)
海に近い林に生育するサトイモ科の多年草です。
葉は 2 枚、小葉は 3 枚で裏が白です。仏炎苞(ぶつえんほう)は暗紫色か白緑色で、白い筋が隆起しています。
それが、鐙(あぶみ。馬具の一つ) のように丸まった形をしているのが特徴です。
和名は仏炎苞を鐙にたとえたものです。
花期は4~5月です。
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by fairysilva2 | 2009-04-29 13:11 | 自然教育園

奥伊吹に咲く花

 オオバキスミレ (大葉黄菫)
低山~亜高山帯の湿った草地などに生えるスミレ科の多年草です。
草丈は5~20cm、地上茎から伸びる花柄に、直径約1.5cmの黄色の花をつけます。
名前のとおり、花に比べると葉がかなり大きいです。
花期は4~7月、ネット上では見かけていた花ですが、本当に見れるとは・・・
スミレの開花の期間は短く、憧れのこの野草に会うために、急遽出かけてきました。
頂上での風の心地よかったこと、感激の一日でした。
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 イワウチワ (岩団扇)
本州中国地方以北の山地の日陰で、林下や岩場などに生えるイワウメ科の常緑多年草です。
草丈5cm~ 15cm程、花径2.5~3cm、花弁は 5 枚で、先がギザギザに裂けています。
花の色は普通は淡紅色で、白花もあります。
花期は4月~5月、花言葉は「春の使者」です。
急斜面の上の方に咲いていましたが、なんとか撮る事ができました。
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 ミヤマカタバミ(深山傍食)
山林の木陰に生えるカタバミ科の多年草です。
草丈10~15cm程、葉は根生して長い葉柄があり、3枚の小葉からなっています。
花径は3~4cm程、白色~淡桃色で花弁は5枚で、うす紫色の筋が入っています。
陽が当たらないと花は開きません。
花期は3~4月、花言葉は「喜び」です。
気難し屋さんで、気温が低い時、日が照っていない時は開いてくれません。
この日も風が冷たく、ご覧の状態でした。
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 エンレイソウ(延齢草)
山地の林などに生育しているユリ科の多年草です。
葉は3枚で丸みを帯びた菱形をしています。
3枚の花弁のように見えるのは萼で、色は緑色から小豆色まで変化が多いようです。
この花は3づくしで有名で、雄しべの数も3の2倍で6つ、そこで、属名は「3を基数にしたユリ」の意味だそうです。また、開花するまで15年程度もかかるそうで、これまた3の倍数です。
和名の由来は薬用の効果があり、中国で「延齢草根」という名の胃腸薬として用いられているところからくるようです。
花期は4~6月、花言葉は花名どおり「長生きしてください」です。
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 ミヤマキケマン (深山黄華鬘)
近畿以北の日当たりの良い山地の崩壊地、林の縁などに生える多年草です。
フウロケマンの変種です。葉は1~2回羽状複葉で、小葉は深裂します。
総状花序は長さ4~10㎝、草丈20~45cm程、母種のフウロケマンより全体に大きく、葉が細かく切れ込みます。
和名は深山(みやま)に生える黄ケマンという意味で、ケマンは仏殿の欄間などの装飾具のことです。
花期は4~6月です。花言葉は何故か「戦い」です。
あちこちで点在していて、株が奥三河で見るものに比べ大きいようです。
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 スミレサイシン (菫細辛)
低地~山地の林内に生えるスミレ科の多年草です。
地上茎はなく、葉は先が尖ったハート型で、花期には葉の縁が内側に巻きこんでいる。
スミレの仲間では葉も花も大型です。
名は葉がウマノスズクサ科のサイシンに似ていることに由来しています。
花期は4~5月です。
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 ヒメヒダボタン(姫飛騨牡丹)
山地の谷沿いの湿地に生えるネコノメソウの仲間です。
萼裂片の色は黄緑色で直立し、裂開前の葯の色は黄色で、葯と花柱は萼裂片と同等の長さで外へ飛び出しません。
飛騨地方で発見されたためこの和名があるそうです。
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 ハルトラノオ(春虎の尾)
山地の林の下で、やや湿っている場所に生えるタデ科の多年草です。
草丈は10〜15cm程、葉は卵形~卵円形で、長い柄があり、花は根出葉とは別に出た花茎の先に、長さ2~4cmの花序をつけます。
春早くトラの尾のような花穂を出すのでこの名前がついています。
花期は4~5月です。
自生のハルトラノオを見てきました。やはり自生のはいいです。
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by fairysilva2 | 2009-04-25 23:53 | 伊吹山

伊吹山麓に咲く花 

 イカリソウ(錨草)
低い山地の落葉樹林などに生育しているメギ科の多年草です。
茎丈は20~40cm、薄紫の花弁に長さ 2 センチくらいの距(きょ)があり、その姿が船のいかりに似ているのでこの名がついています。
イカリソウは元々薬草で用法は中国から伝来され、滋養・強制に効力があるということです。
花期は4〜5月、花言葉は花名からきているのでしょう「あなたを放さない」です。
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 ミヤコアオイ(都葵)
低山の林内に生える常緑のウマノスズクサ科の多年草です。
葉には雲紋が出る場合が多いそうです。
花には花弁はなく、萼が筒状になりその先が3つに裂けています。
カンアオイの仲間の中で萼筒が半球形でその口部がきゅっとくびれているのが特徴です。
花期は4~5月です。
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 ラショウモンカズラ(羅生門葛)
山地の林の中などに生えるシソ科の多年草です。
横にはった地下茎から立ち上がり、草丈20~30cm、花径は3~4cmもあります。
名はこの花の形を平安時代、羅生門で武将が切り落とした鬼の腕に見立てて付けられています。
花期は4〜5月、花言葉は「幸せを」です。
ずっと、出会いたいと探していたお花、富士五湖の一つ、山中湖周辺で見られる事を知っていたので
そこまで、出かけるつもりでいたところ・・・
思いもかけず、伊吹野で遭遇、見つけた時には大感激!でした。
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 イチリンソウ (一輪草)
落葉広葉樹林や山麓の土手などに生えるキンポウゲ科の多年草です。
根生葉は地下茎の先に付くが、花茎の基部には付きません。
花径4cm位の大型の花で大変美しいです。
和名は茎に一輪の花を咲かせることによります。
花期は4~5月、花言葉は「静かな人」です。
いつもこの花はカタクリ山でカタクリと一緒に見るのですが、そこのは植栽した可能性が大、
自生のものは初めてです。
やはり、少しか細く、小さい感じがします。そこが自生のいいところです。
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 ミヤマハコベ (深山繁縷)
山地のやや湿った木陰に生えるナデシコ科の多年草です。
花の直径が1~1.5cmもあり、平地で見られるハコベの仲間の2倍の大きさです。
5弁花なのですが、それぞれの花弁が基部まで深く2裂するので、10弁花のように見えます。
花言葉は「誠実」、花期は5~7月で、群生しているのがよく見られます。
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 トウゴクサバノオ (東国鯖の尾)
山地のやや湿ったところに生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈10~20cm花径1 cm弱で、花弁のように見えるのは萼で、花弁はオレンジ色の部分で蜜線化しています。
名前どおり、関東地方に多く、果実の形をサバの尾にたとえた名です。
花期は4~5月です。
↑のミヤマハコベと同じ場所に群生していたようなのですが、もうすっかり終わってしまって、
でもたった一株ですが咲いているのを見つけました~
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 イワカガミ(岩鏡)
高山や深山の草地や岩場に群生しているイワウメ科の常緑多年草です。
花の先は大まかに 5 裂し、先端は細かく裂け、ヤマイワカガミに比べ色が濃いものが多いです。
葉は丸く,光沢があります。
岩場に生えることと、葉に光沢があることによりつけられた和名です。
花期は5~7月、花言葉は「忠実」です。
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 シロバナムベ (白花郁子)
温暖な地域の林縁、又谷沿いや斜面下部などの水分を得やすい場所に生育する常緑のツル性のアケビ科のムベの白花です。
雄花と雌花の区別があり、雌雄同株で、花径は1.5~2cm程です。
秋にアケビに似たおいしい果実がなります、ただしアケビと異なって、果実は熟しても裂開しません
トキワアケビ(常磐通草)とも呼ばれています
名前の由来は昔、朝廷に果実を献上したので大贄(おにえ)または苞苴(おおむべ)といい、それがムベとなったということです。
白花は珍しく、画像では見たことがあるのですが、伊吹野で初めて出合いました。
花期は4~5月、花言葉は「愛嬌」です。
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 ニガイチゴ (苦苺)
樹高1~2m程でバラ科のキイチゴの仲間です。
よく枝分かれして棘が多く、果実は赤くおいしそうに見えますが、種子を噛むと苦いためこの名がついています。
花径は1~1.5cm程でキイチゴの仲間では小さい方で、花期は4~5月です。
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 ホタルカズラ (蛍蔓)
林のへりや山道に生える草丈15~20cmのムラサキ科の多年草。
花後、茎は針金のようになって地を這うように横に伸びて行きます。 
名は中央の白い星形を蛍の光にたとえ、 カズラはつる状植物のことを意味し、地をはうのでそうつけられたようです。
花言葉は「高潔・たくらみ」、ちょっと相反するような意味の気がするのですが・・・
花期は4月~6月です。
毎年近場で見る事の出来た花なのですが、今年は出掛けるのが早すぎ、出合えていなかった花ですが、
思いもかけず、伊吹山麓でコバルトブルーの奇麗なこの花に出合えてちょっぴり感激!でした。
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by fairysilva2 | 2009-04-25 08:34 | 伊吹山

伊吹山麓に咲く花 Ⅰ

 ホタルカズラ (蛍蔓)
林のへりや山道に生える草丈15~20cmのムラサキ科の多年草。
花後、茎は針金のようになって地を這うように横に伸びて行きます。 
名は中央の白い星形を蛍の光にたとえ、 カズラはつる状植物のことを意味し、地をはうのでそうつけられたようです。
花言葉は「高潔・たくらみ」、ちょっと相反するような意味の気がするのですが・・・
花期は4月~6月です。
毎年近場で見る事の出来た花なのですが、今年は出掛けるのが早すぎ、出合えていなかった花ですが、
思いもかけず、伊吹山麓でコバルトブルーの奇麗なこの花に出合えてちょっぴり感激!でした。
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by fairysilva2 | 2009-04-24 07:06 | 伊吹山

奥伊吹野の花

 ハルトラノオ(春虎の尾)
山地の林の下で、やや湿っている場所に生えるタデ科の多年草です。
草丈は10〜15cm程、葉は卵形~卵円形で、長い柄があり、花は根出葉とは別に出た花茎の先に、長さ2~4cmの花序をつけます。
春早くトラの尾のような花穂を出すのでこの名前がついています。
花期は4~5月です。
自生のハルトラノオを見てきました。やはり自生のはいいです。
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by fairysilva2 | 2009-04-23 18:12 | 伊吹山

津具での花散策

 ヤマイワカガミ  (山岩鏡)
山地の林内に生育するイワウメ科の常緑の多年草です。
草丈は10~15cm程、葉は長い柄があり、長さ5~10㎝の卵形で、葉の縁には刺のついた鋸歯があり、表面は光沢があります。
花は白~淡紅色で、花冠の先が細かく裂けているのが特徴です。
秋には紅葉するそうです。
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 イチヨウラン (一葉蘭)
深山の針葉樹林内に生えるラン科の多年草です。
1属1種の日本特産種で、葉は長さ3-5㎝でやや多肉の葉を1個付け、株元から長さ10-20㎝の1本の細い花茎を出し、花を横向きに1個だけつけます。
花被片は淡緑色で、唇弁の白に紅紫の斑点があり、地味で目立たない花です。
名は葉が1枚なのでこの名があります。
花期は5~7月、花言葉は「恋」です。
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 ウスギョウラク (薄黄瓔珞)
山地に生えるツツジ科の落葉低木です。
花の長さは1.5cm程で、花柄に長い腺毛があり、ツツジの仲間とは思えない花の形をしています。
花の色は淡黄色が普通ですが、画像のように淡紅色のものもあります。
花名の瓔珞とは、古代の貴族が珠玉や様々な貴金属を編んで、頭や首、胸などにかけた装身具のことを言い、それを連想した名前です。
別名をツリガネツツジ(釣り鐘躑躅)といい、この方が分かり易いかもしれません。
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by fairysilva2 | 2009-04-22 21:24 | 奥三河

愛知県民の森散策

フデリンドウ (筆竜胆)
日当たりのよい山地や野原に生えるリンドウ科の2年草です。
花はハルリンドウに色、形が大変よく似ているのですが、花の大きさと葉の付き方が違います。
花径は1cm強、茎は直立し高さ5~10cm、葉は柄がなく対生し、先端のとがった広卵型で裏面は赤紫色で質はやや厚いくなっています。。
和名は、花の様子が筆の穂先に似ているところから来ているということです。
花言葉は「たくさんの思い出をありがとう」、花期は4~5月です。
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 ヒメハギ  (姫萩)
ヒメハギ科の常緑の多年草です。
ハギの名が付いていますが、マメ科のハギの仲間ではありません。
茎は硬く、地をはい上部で立ち上がって、枝先に鳥が飛んでいるような可愛い花を咲かせます。
花径7~8mmと小さく、草丈は10~30cm程と資料にはありますが、見かけるものは10cm以下のものばかりです。
小さく花の色や形がハギの仲間を思わせることからヒメハギの名前がついています。
花期は4~7月、花言葉は「隠者、浄化」です。
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 タチシオデ (立ち牛尾菜 )
山地の林縁や明るい草原などに生育するユリ科の多年草。
雌雄異株で、太い地下茎があり、春に勢いのあるシュートを出します。
葉柄の基部から巻きひげを出して他の植物にからみつき、葉腋から緑色の花を付けます。
茎がはじめ立つのでこの名が付いていますが、生長するとシオデ同様に上部がつる状になります。
花期は5~6月です。
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 ウマノアシガタ (馬の脚形)
草丈さ30-60cmのキンポウゲ科の多年草です。
この黄色い花弁が光を浴びてキラキラ光るのは、花弁の下のデンプンを含む細胞層が光を反射するためだそうです。
名前の由来は根生葉の形が、馬のひづめに似ているからです。
有毒で、誤食すると腹痛や下痢、嘔吐などの中毒症状を起こします。
花期は4~5月、花言葉は有毒だからでしょう「毒舌」です。
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by fairysilva2 | 2009-04-21 17:39 | 愛知県民の森

身近な野草

今の時期になると、コケリンドウの花数は増え土手いっぱいに無数の星をちりばめてように咲いています。
ところどころにミヤコグサがかたまって咲き、二種類の花を楽しむ事ができます。

コケリンドウ (苔竜胆 )は日当たりのよい草地に生育するリンドウ科の多年草で、草丈3~10㎝程m花径5~6㎜の小さなリンドウで地面にはりつくように淡青紫色の花を咲かせますす。
花言葉は「清らかな心を忘れずに」です。

ミヤコグサ(都草)もやはり日当たりのよい道端や草地などに生えるマメ科の多年草で、茎は地面を這って広がります。
葉のつけ根から伸びた葉柄の先に鮮やかな黄色の花が1~3個つき、京都に多かったのでこの名があります。花言葉は何故か「復讐」です。
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 カナビキソウ (鉄引草)
山野の日当たりのよい場所や、芝生に生えるビャクダン科の多年草です。
細い葉の付け根に小さな花がつきますが、花弁はなく、がく片が3~5裂します。
根は他の植物の根に寄生し、 草丈は高さ10~20cm程度で、花径も3~4㎜程です。
花期は4~6月です。
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 ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
やや湿った野原、畦道などに育つゴマノハグサ科の多年草です。
草丈5~8cm、花径10~15mm程、花は葉の間から伸びた花茎に下向きにつき、根元から枝を出し、這うように横に広がっていきます。
名は花の形が鷺に似ていて、色が紫のためです。
花期は4~6月、花言葉は「忍耐強い」です。
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 サギゴケ (鷺苔)
野原等に咲くゴマノハグサ科の多年草です。
↑ムラサキサギゴケの一品種で、白い花のつくものをいい、花の形が鷺に似ているので、この名が付いています。
花言葉は「想いをつのらせないで」です。
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 コメツブツメクサ (米粒詰草)
荒れ地や路傍、芝生などに極普通に生育しているマメ科の一年草。
茎はよく分枝し、草丈20~40cm、花径3~4㎜と小さく、あまり目立ちませんが、群生していると見事です。
和名はシロツメグサに花の付き方が似ていて、非常に小さいのを米粒にたとえています。
花期は5~9月、花言葉は「 ごはんを食べましょう」です。
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 ノミノフスマ(蚤の衾)
畑地や水田のあぜ、道ばた、空き地などに生育するナデシコ科の一年草です。
目立たない花を咲かせるのですが、群生していると見事です。
花弁は10枚のように見えますが、1つの花弁が深く切れ込んで2つに見えています。
衾とはふとんを意味し、葉が小さく、その小ささをノミの夜具に例えたところからきます。
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 オオジシバリ (大地縛)
キク科の多年草で、水田の畦や土手などに群生していることが多いようです。
春にタンポポとよく似た花をさかせるので、遠目には間違えそうです。
和名は「地面を縛る」という意味があり、地表付近に茎をはわせ、節から根を出して広がっていくから付けられた名前のようです。
オオはジシバリより、花も葉も大きいからです。
花期は4~5月、花言葉は「ごくふつう」です。
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by fairysilva2 | 2009-04-21 06:36 | 身近な野草

葦毛湿原近くに咲く花 

 ミカワバイケイソウ (三河梅蕙草)
バイケイソウでもミカワバイケイソウは三河湾周辺の酸性土壌の湿地だけに生えるユリ科の植物で市指定天然記念物に指定されています。
高さは1m程で、上部に枝分かれした花穂に無数の直径1cm程度の花を付けます。
花びらの縁に裂れこみがあり、雄しべが長いのが特徴です。
氷河期の終わりに気温の上昇に伴い、高山に移動したのがコバイケイソウで平地に残ったのがミカワバイケイソウだと考えられているそうです。
花期は5~7月です。
葦毛湿原では湿原の周りのあちこちに群生しています。
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 カマツカ(鎌柄)
丘陵帯に生え樹高5~7mにもなるバラ科の落葉小高木です。
葉は単葉で互生し、花径8~9mmの白い花が集まって咲きます。
材質が硬く、丈夫で鎌の柄に使われたのでこの名があります。
別名をウシゴロシと言い、牛に鼻輪を付ける時に、この木で穴を開けたことに由来しています。花期は4~5月です。
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 キンラン (金蘭)
里山のマツ林や雑木林、あるいはそのふちに散生するラン科の多年草。
ランには木や石の上に生える着生ランと、地上に生える地生ランがあるそうでキンランは地生ランです。
花は黄金色、晴れた日に半開きに咲き、唇弁は3つに裂け、その中央内側に5~7本の黄褐色のひだがあります。
何といっても黄金色の花が特徴なので、金蘭という名がついています。
花言葉は「華やかな美人」、花期は4~6月です。
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 ヤブデマリ(藪手毬)
山野の谷沿いや川沿いに多く生えるスイカズラ科の落葉小高木です。
米粒のような雄しべと雌しべがある花の回りに、装飾花 がついています。
花はアジサイに非常によく似ていて、葉はオオデマリによく似ています。
名前は花の形が毬のかたちに似ているところからきています。
花期は5~6月、花言葉は「年輪を美しく重ねる」です。そうありたいですね~
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 ヤマフジ (山藤)
資料には「ヤマフジは近畿地方以西の中国・四国・九州に分布するマメ科の木本性ツル植物で、落葉する」とありますが、私の住んでいる愛知県でも、林の中のいたるところで、よく見られます。
フジによく似ていますが、ツルの巻き方向が反対です又、花穂がフジのように長く伸長しないことで区別できるそうです。
藤棚のフジのように手入れが行き届いていないだけに風情があります。
花期は4~5月、花言葉は「あなたを歓迎します」です。
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 ヒメアギスミレ (姫顎菫)
低い山地の湿地に生育するスミレ科の多年草です。
アギスミレより小型で、茎は地表を這い途中から根を出します。
葉はブーメラン形(長卵形で基部は深い心形)で、花後は半月形になります。
花は白色で直径約8mmと大変小さいです。
アギはあごの転訛で、葉の基部が左右に張り出していることによります。
花期は4月~6月です。
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 マルバアオダモ(丸葉青だも)
山地に普通に見られるモクセイ科の樹高5~15mの落葉高木です。
雌雄異株で、葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は5~7枚程です。
本年枝の先に、葉腋より円錐花序を出し、白い花を多数つけます。
花冠は4全裂し、裂片は長さ6~7mmの線形をし、遠目には大変奇麗です。
花期4~5月です。
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 オオバウマノスズクサ(大葉馬鈴草)
山地に生えるつる性のウマノスズクサ科の木本です。
葉は円形~三角状です。
管楽器のサキソフォンのような形のユニークな特徴のある花を葉脈からつけるます。
名は大葉馬の鈴草で、ウマノスズクサの仲間で葉が大きいからです。
根は解毒、消腫薬、果実は鎮痛、解熱薬としての薬用効果がありますが、
全草に腎障害を起こすアリストロキア酸を含むので使用に注意する必要があります。
花期は3~5月、花言葉は花形から「ユーモアのある」です。
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   メ ギ (目 木)
山地や丘陵や原野に生えるメギ科の落葉低木です。
樹高1m程で、枝や葉の付け根に鋭い棘があります。
短枝の先端に黄緑色から白に近い花が2~4個つき、花は下に垂れ下がっています。
花の直径は約6mm程、 花弁は6枚です。。
秋の終わり頃に実は赤く熟します。
名は葉や木部を煎じて、目薬にしたことによります。。
花期は4月、花言葉は「過敏」です。
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by fairysilva2 | 2009-04-18 07:28 | 葦毛湿原

面ノ木園地に咲く花

 コチャルメルソウ (小哨吶草) 
山地の渓流沿いや湿った林の下に生えるユキノシタ科の多年草です。
根生葉は長さ2~5cmで広卵形、ふちに鋸歯があり、両面に毛があります。
花茎は高さ15~20cm、腺毛が密生し上部に3~10個の花をつけます。
花の径は1cm程、花弁は淡緑色または紅紫色で、羽状に7~9裂し、色からしてあまり目立ちません。
名は花や果実の形が先端の広がったラッパ(チャルメラ)に似ていて、小型であることからです。
花期は4~6月です。
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コチャルメルソウと↓のコガネネコノメソウとのツーショットです。
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コガネネコノメソウ (黄金猫の目草)
低山の湿り気のあるところで見られるユキノシタ科の多年草です。
深山や標高の高いところではあまり分布していないということです。
黄色の花が特徴で、地味なものの多いネコノメソウの中では小さいですが、花がよく目立つ方です。
花期は3~5月、花言葉は「謙虚、誠実」です。
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by fairysilva2 | 2009-04-17 16:05 | 面ノ木園地