<   2009年 07月 ( 27 )   > この月の画像一覧

八方尾根の花 Ⅷ     2009.7.23撮影

 ヒメアカバナ(姫赤花)
亜高山帯の湿った岩場、砂礫地に生育するアカバナ科の多年草です。
草丈5~25cm、茎はときに株状になり、1本立ちかわずかに枝を分けるだけです。
葉は先線形~線状長楕円形で、長さ1~3cm、幅1~4mmと平地のアカバナに比べ大変小さいです。
花は淡紅色で、花弁は長さ4~7mmでm柱頭はこん棒状になっています。
花期は7~9月です。
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 イワカガミ (岩鏡)
高山や深山の草地や岩場に群生しているイワウメ科の常緑多年草です。
花の先は大まかに 5 裂し、先端は細かく裂け、ヤマイワカガミに比べ色が濃いものが多いです。
葉は丸く,光沢があります。
岩場に生えることと、葉に光沢があることによりつけられた和名です。
花期は5~7月、花言葉は「忠実」です。
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 ニッコウキスゲ (日光黄萓)
山地や亜高山、海岸の草地に群生するユリ科の多年草。
日光黄菅は、栃木県日光の戦場ケ原に多く自生しているところからの命名です。
よく似た花に夕菅(ゆうすげ)がありますが、夕菅はそれより低い山の草原で夕方から夜にかけて咲く花です。
花期は6月上旬から8月上旬、花言葉は「日々新たに、心安らぐ、物忘れ」です。
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 シモツケソウ (下野草)
日当たりのよい山地に見られるバラ科の多年草です。
シモツケに似ていますが、シモツケは木ですが、シモツケソウは草なので別名をクサシモツケ(草下野)といいます。
和名は「下野草」で「シモツケに似た草本」という意味で付けられた名前です。
花期は6~8月、花言葉は「おだやか、努力」です。
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 タカトウダイ (高灯台)
山地や高原などで見られるトウダイグサ科の多年草。
草丈40~105cm程、長楕円形状披針形の葉を互生し、茎の先に5枚の葉を輪生して、散形に花序を出します。
植物体に傷をつけると白い乳液を出し、皮膚に付着すると、肌の弱い人は赤く腫れ上がることもあり、有毒植物です。
和名由来は昔の室内照明器具である燈台に形が似ているとこからです。
花言葉は「清楚」で、花期は6~7月です。
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 トキソウ (朱鷺草)
日当たり良い湿地に生える、草丈20~30cm程のラン科の多年草です。
花の色がトキの羽根の色に似ているためこの名が付いています。
こちらは絶滅危急種に指定されています。
花期は5~7月、花言葉は「ひかえめ」です。
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 ホソバツメクサ(細葉爪草)
高山帯の岩場や砂礫地に生えるナデシコ科の多年草です。
草丈は1.5〜3.5cm、葉は線形で先は針状になっています。
花は白色で5弁、直径5〜6㎜と小さく、花弁と萼片はほぼ同じ長さです。
花期は7〜8月です。
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 ムシトリスミレ(虫取菫)
高山帯の湿った礫地などに生えタヌキモ科の多年草です。
草丈は5〜15cm 、北海道から希少種(R)として指定されています。
花冠の後ろに距がありスミレを彷彿させますが、虫取りの名のとおり食虫植物です。
花期は7~8月、 花言葉は「欺きの香り」です。
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 クロトウヒレン(黒唐飛廉)
高山の日当たりの良い草地に生えるキク科の多年草です。
シラネアザミの高山型で シラネアザミの全ての頭花には柄がありますが、クロトウヒレンにはほとんどありません。
総苞が紫がかった黒色をしているためこの名が付いたようです。
花期は 8〜9月です。
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by fairysilva2 | 2009-07-31 10:28 | 白馬山麓

八方尾根の花 Ⅶ     2009.7.23撮影

 ヨツバシオガマ(四葉塩竈)
亜高山〜高山の草原に生えるゴマノハグサ科の多年草です。
草丈は10~35cm、上唇が細長く下がるのが特徴的です。
シオガマの仲間で四つの葉が輪生しているのでヨツバシオガマと言われています。
花期は7~8月、花言葉は「誘惑」です。
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 ハクサンシャジン (白山沙参)
亜高山~高山帯の草地に生えるキキョウ科の多年草です。
平地から山地にかけて分布するツリガネニンジンの高山型で、母種に比べると草丈は低く、大きな花が密につ花冠は鐘型で、やや先がひろがっていています。
花色は淡紫色が多いですが、薄~濃のまで色の変化が多く、数個ずつ輪生して付いています。
まだ、咲き始めたばかりで、本来のこの花の形になっていないようです。
花期は7~8月です。
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 イワシモツケ(岩下野)
亜高山帯の蛇紋岩地や石灰岩地に生えるバラ科の落葉低木です。
樹高は2mほどになり、葉は倒卵状長楕円形〜円形です。
枝先の散房花序に多数の花径7~10㎜程の白い5弁花を付けます。
花期は6~7月、花言葉は「無益」です。
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 キバナノカワラマツバ (黄花の河原松葉)
低山帯~高山帯 の日当たりのいい乾燥した草地に生えるアカネ科の多年草です。
円錐状の集散花序で、茎の上部で枝分かれして、泡立つように多数の小さなヤエムグラ属特有の十字型の黄花を咲かせます。
松葉を思わせる葉がついているのでこの名がついています。
花期は6~9月です。
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 ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
亜高山〜高山帯の草地に生えるキク科の多年草です。
アキノキリンソウの花序は縦に長く伸びてまばらに付く傾向があるのですが、ミヤマアキノキリンソウは茎の頂端にまとまって付きます。
花期は7月下旬〜9月、 この花だけがわずかに咲き始めていました。
花言葉は「躊躇」です。
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 タカネアオヤギソウ (高嶺青柳草)
東北〜中部地方の亜高山〜高山の草地に生育しているユリ科の多年草です。
草丈は20〜40cm、花の色は黄緑色とあまりめだちません。
葉は根元に集まり、葉身は細長いです。
花期は7〜8月です。
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 タカネシュロソウ (高嶺棕櫚草)
亜高山〜高山帯の草原に生えるユリ科の多年草です。
高山に生えるシュロソウの種内変異の一つで、ムラサキタカネアオヤギソウという別名もあります。
草丈20〜40cm、花の色は紫褐色で↑と同じようにめだちません。
根元にシュロに似た毛があるのでこの名があります。
花期は7〜8月 です。
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by fairysilva2 | 2009-07-30 19:47 | 白馬山麓

八方尾根の花 Ⅵ     2009.7.23撮影

八方尾根に咲くやや区別のつけにくい似たような花を集めてみました。

 ヤマブキショウマ(山吹升麻)
低山帯~高山帯に生えるバラ科の多年草です。
雌雄異株で、草丈は30~90㎝、葉は2回3出複葉で9個の小葉からなっています。
間違えやすいトリアシショウマはユキノシタ科です。
葉がヤマブキ(山吹)似ているのでこの名が付いています。
花期は6~8月、花言葉は「さわやか」です。
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 アマニュウ(甘にゅう)
低山帯から亜高山帯の草地に生えるセリ科の多年草です。
枝先の複数形花序に小さな花を多数つけます。
あまり美味しくはない様ですが苦味やいやな匂いがなく食用になるようです。
茎が中空で甘味があるということでこの名が付いているようです。
花期は7~8月です。
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 ハナチダケサシ (花乳茸刺)
山地から亜高山の林縁に生えるユキノシタ科の多年草です。
アカショウマの変種で花序の枝からさらに枝を出すことで区別されます。
草丈は30〜60cm、↑のヤマブキショウマ等に混じって咲き、よく似ているので初めは混同してしまいます。
こちらは花穂がヤマブキショウマより短くよく分枝し、花びらは3〜4mm あります。
名前の由来はチダケサシの茎に乳茸(キノコの種類)を刺して持った事から付けられたと言われてるそうです。
花期は7~8月です。
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 オニシモツケ(鬼下野)
深山の沢沿いなどに生えるバラ科の多年草です。
草丈100〜200cmにもなり大型なので、この名が付いています。
茎の先に散房花序をだし、白色の小さな花を咲かせますが、↓のように 日本.海側では、淡い紅色を帯びるものがあります。
花期は6~9月、花言葉は「ほのかな恋 」です。
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 ミヤマウイキョウ (深山茴香)
亜高山帯から高山帯の岩場に生えるセリ科の多年草です。
セリ科の植物の見分けは難しいのですが、 セリ科の中では最も小さく草丈は10~30cm程なので区別は容易です。
根生葉は3〜4回全裂し、終裂片は幅1ミリ以下と、非常に細かく分裂した葉が特徴です。
花期は7〜9月です。
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 タカネイブキボウフウ (高嶺伊吹防風)
高山の稜線近くの砂礫地に生えるセリ科の多年草です。
山地や亜高山帯の草地に多いイブキボウフウの高山型で、草丈は30-50㎝になります。
茎は太く、小葉は細かく線状に分裂します。
茎頂に直径10センチほどの複散形花序をだし、小さな白い花を咲かせますが、
開花前は帯紫紅色で、 開花すると白色に変わるのが特徴です。
花期は7~8月です。
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 オオカラマツ (大唐松 )
亜高山帯から高山帯の乾いた草地やの岩場などに生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈は30〜100cmくらいになり、円錐状の花序の先に淡黄色の小花がたくさん咲きます。
花柄は1cm以上あって長いのが特徴です。
花期は7~8月です。
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明日に続く

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by fairysilva2 | 2009-07-29 15:47 | 白馬山麓

八方尾根の花 Ⅴ     2009.7.23撮影

長引く梅雨の雨の合間をぬっての八方尾根行きでした。
野草散策を始めて5年目に入り、なかなか初見の野草にも出会えなくなってきました。
以前より野草仲間の皆さんは遠出をし高山植物を撮り始めています。

山登りなど私にはとても無理と初めから諦めていたのですが、
調べてみると、上の方まで車やリフトで上る事ができ、
私にも花散策が出来そう
どうやら、恥ずかしい事に大変な認識不足だったようです。
そんな訳で今年は高山植物に挑戦しています。

今回の八方尾根行きは野草仲間の友人より八方池までは行くようにとのアドバイスを受けていました。
ところがいざ登り始めると、花数の多いこと、今回撮った花の種類は67種
いい被写体を探している余裕はあまりなく、目に付いたものから撮っているという感じ
撮影に手間取り、撮り始めてから3時間を経過しても八方池まで半分も行っていない模様
睡眠2時間半で高速を走っての疲れがでてきたのか、かなりバテぎみ

降りて来る方に何度も「池までどれくらいありますか?こことは違う花が見れますか」と尋ねてしまいました。
「八方池にはこことは違う花が咲いてますよ」という言葉に励まされ、なんとか池まで・・・
ガスがかかっていて、四方の山は全く見る事ができませんでしたが
八方池周辺でしか見れなかった花
ハクサンオミナエシ、ハクサンシャジン、ミヤマムラサキ、ミヤマウイキョウ、タカネバラ、ヒロハヘビノボラズを6種も確認できました。

特に憧れのタカネバラに出会え、友人のアドバイスと途中で励ましてくれた方に感謝です。
タカネバラは北海道の知床、原生花園に咲いていたハマナスを小さくした感じで、花径4~5cm程、
懐かしい知床を思い出していました。

今回はゆっくり一つ一つの花と向き合っていなかったような、
ボケボケの画像も多いのですが、八方尾根に咲いていた花の紹介というかたちで
見ていただけたらと、よろしくお付き合い下さい。


  ハッポウタカネセンブリ (八方高嶺千振)
高山帯の蛇紋岩地に生えるリンドウ科の1〜越年草です。
ハッポウと名が付くように八方尾根特産の花で、もちろん苦味健胃薬になるセンブリのなかまです。
草丈は10~20cm程、花径は5㎜と大変小さく、色は淡紫色で、濃紫色の斑点があり、なんとも魅惑的な花です。
花期は7~8月です。
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 チングルマ(稚児車)
高山植物として一般的な植物で、バラ科の落葉小低木です。
マット状に群生し、茎の下部は分枝して地表をはい、上部は直立または斜め上に伸び、高さ約10cm程になり、花茎の先に3cmほどの白い可愛らしい花を1つ咲かせます。
名は、愛らしい花形に由来するチゴグルマ(稚児車)が転訛(てんか)したものといわれています。
花期は6~8月、花言葉は見た雰囲気どおり「可憐」です。
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 キンコウカ (金光花 )
亜高山から高山にかけての湿原、湿地などに自生するユリ科の多年草です。
草丈は20~40cm程、葉は根生し、形はアヤメのような剣状線形で、花茎の上に花被片6枚の星型の黄色い花を総状につけ、下方から開花していきます。
黄色い花色を黄金の輝きに見立て、キンコウカ(金光花)と名づけられたとのことです。
花期は7~8月、花言葉は「威厳 」です。
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 ミヤマアズマギク (深山東菊)
山地の岩場などで群れをなしているキク科の多年草です。
アズマギクの高山型の種です。
草丈は10〜20 cm程度、淡紅紫色の花を茎頂に一つつけ、花期は6~8月です。
花言葉は「感謝、誠実」です。
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 タテヤマリンドウ(立山竜胆)
本州中部以北の高山帯の湿地に生えるリンドウ科の1〜2年草です。
草丈は5-15㎝、茎先に1.5cm程の淡紫色の小花を上向きにつけ、 根生葉はロゼツト状です。
普通リンドウといえば秋ですが、これは春に咲くリンドウで、ハルリンドウの高山性の変種だそうです。
花期は 5〜7月、花言葉は「物思い」です。
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 テガタチドリ(手形千鳥)
亜高山〜高山帯の草地に生えるラン科の多年草です。
草丈は30~60cmで、よく似たノビネチドリ、ハクサンチドリの中で一番草丈は高いです。
良く見ると花形が少しずつ違うだけでなく、葉もノビネチドリは縁が波打ち、ハクサンチドリは花の先端が尖っています。
多肉質の根が掌状になっているので、この名がついたそうです。
花期は7~8月です。
花がちょっと終わりかけです。
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明日に続く

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by fairysilva2 | 2009-07-28 12:20 | 白馬山麓

八方尾根の花 Ⅳ     2009.7.23撮影

 クロマメノキ(黒豆の木)
亜高山帯〜高山帯の岩礫地、砂礫地や林縁等に生えるツツジ科の落葉低木です。
樹高は30cm〜1m程にしかなりません。
別名をアサマブドウと言いますが、ブドウでは無く又、豆でも無く、高山に自生する、日本原産のワイルド・ブルーベリーだそうです。
花期は6~7月、花言葉は「信頼」です。
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 タテヤマウツボグサ(立山靱草)
亜高山帯の草地に生えるシソ科の多年草です。
草丈は20~40cm程、葉は対生し、卵形でごく短い葉柄があります。
低地のウツボグサに似ていますが、花の色の赤紫色が濃く、葉の幅が広く葉柄がごく短いのが特徴です。
花期は7~8月、花言葉は「感謝・誠実」です。
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 ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)
高山帯の岩場の湿ったところに生えるユキノシタ科の多年草です。
母品種のダイモンジソウより全体に小型で、草丈は5〜20cm程、花径は1.5cm弱、葉は掌状に浅裂から中裂します。
花期は7〜8月、花言葉は「不調和」です。
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 オオコメツツジ (大米躑躅)
山地〜亜高山帯の風衝草原や低木林内などに生えるツツジ科の落葉低木です。
樹高は30cm〜1m程です。
コメツツジに比べて葉や花が大きいことからこの名があり、コメツツジの名は小さな花を米粒に見立てたものです。
花期は7~8月です。
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 オヤマソバ(御山蕎麦)
高山の砂礫地に生えるタデ科の多年草です。
草丈は15〜50cm、茎は太く、葉は長さ3〜12cmで有柄です。
円錐花序に白色または淡紅色を帯びた花を多数つけます。
花期は7〜8月です。
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 ウラジロハナヒリノキ (裏白嚏の木)
多雪地の山地から高山帯に生えるツツジ科の落葉低木です。
樹高は10〜50cm、よく分枝して、葉は卵状楕円形から楕円形で互生しています。
ハナヒリノキよりも葉は小さく、名前のとおり裏面は白色を帯びています。
花期は7~8月です。
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 ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)
山地に生えるツツジ科の落葉低木です。
葉は互生し倒卵形で、枝の先に下向きに淡紅色花を3〜10個付けます。
花冠は筒状鐘形で長さ10〜15㎜程です。
瓔珞〈ようらく〉とはインドの貴人や仏像の装身具のことで花の形を見立てたものです。
花期は 花期 5〜7月です。
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 ユキワリソウ(雪割草)
高山の日当りのよい湿った岩地に生えるサクラソウ科の多年草です。
葉は多数根生し、淡紅紫色の小花を多数かんざし状につけます。
雪解けとともに開花するので、この名があり、また、キンポウゲ科の早春の植物であるスハマソウやミスミソウもユキワリソウとよぶことがあります。
花期は6~8月、花言葉は「信頼 内証 忍耐」です。
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by fairysilva2 | 2009-07-27 09:52 | 白馬山麓

八方尾根の花 Ⅲ     2009.7.23

 ハクサンタイゲキ(白山大戟)
山地帯〜高山帯の草原等に生えるトウダイグサ科の多年草です。
草丈40-50㎝、 葉は狭長楕円形で互生し、茎の先の葉は丸く数枚が輪生しています。
花期は6〜7月です。
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 ハクサンチドリ (白山千鳥)
山地~高山帯の草地や湿地に生えるラン科の多年草です。
草丈は10~40cm程、茎頂の総状花序に、花径1.5cm程の紅紫色の花を多数つけます。
唇弁は3裂し、中央の裂片は長く伸び、鋭くとがっています。
葉は3~6個枚で、倒披針形~線形です。
白山で発見され、花の形が千鳥の飛ぶ姿に似ていることからこの名があります。
花期は6~8月、花言葉は「間違い、誤解」です。
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 ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)
高山帯の蛇紋岩地の草地に生えるキク科の多年草です。
八方尾根に特産するウスユキソウの品種で、ミネウスユキソウと似ていますが、葉の幅が細く、斜め上向きについて葉裏が見えるので、全体に白っぽいのが特徴です。
草丈は15cm程、花期は7~8月です。
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 ホソバノキソチドリ (細葉木曽千鳥)
亜高山の日当たりのよい草地に生えるラン科の多年草です。
草丈20〜40cm、 葉は長楕円形又は線状楕円形で長さ3〜7cm程です。
穂状の花序に淡黄緑色の花を多数付けてくれます。
花期は7~8月です。
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 イワイチョウ (岩銀杏)
亜高山~高山帯の湿地などに生えるミツガシワ科の多年草です。
草丈は15~40cm程、茎頂の集散状花序に、花径1cm程の白色の花をまとめてつけます。
花冠は深く5裂し、葉は腎円形で、長い柄があり、やや厚く、光沢があります。
和名は葉が秋に黄葉し、それがイチョウに似ていることに由来します。
花期は7~8月、花言葉は「純潔.多才な人」です。
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 クモマミミナグサ(雲間耳菜草)
亜高山帯から高山にかけて草地や砂礫地に生える ナデシコ科の多年草です。
ミヤマミミナグサの変種です。
名の由来は、葉の形がネズミなどの動物の耳に似、 若い苗は食べられるので菜がついています。
花期は7~8月です。
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 ミヤマムラサキ(深山紫)
高山帯の砂礫地に生えるムラサキ科の多年草です。
花の色は淡青色.、花の形は星形で中心が黄色くふくらんでいます。
上高地に咲くエゾムラサキにも似ているのですが、葉がまるで違い、非常に毛深いので、遠目には白っぽく見えます。
花期は7〜8月です。
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by fairysilva2 | 2009-07-26 16:42 | 白馬山麓

八方尾根の花 Ⅱ     2009.7.23

 エゾシオガマ (蝦夷塩竈)
北海道および本州中部以北の寒帯域に生育するゴマノハグサ科の多年草です。
草丈は20〜50 cm程、上から見ると巴型の花序で、上部の葉腋に黄白色の花がねじれたように横向きに咲きます。
花期は7〜8月、花言葉は「幸せを招く花」です。
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 ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず)
山地帯~亜高山帯の林縁に生えるメギ科の落葉低木です。
よく分枝して樹高は1〜3m 程、淡黄色の1cm程の花を総状に蜜に付け、
花弁と萼片は6個づつ、花弁は大きく開きません。
葉の基部に3岐した刺があり、〝蛇登らず〝の名がついています。
花期は5~6月です。
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  ハッポウアザミ (八方薊)
低山〜亜高山帯の蛇紋岩混じりの草地に生えるキク科の多年草です。
八方尾根に特産するアザミで、ここではスキー場の上部から亜高山帯の草地まで普通に生えています。
草丈は40〜60cm程、茎先端で枝が別れ、複数個の花が下向きに付きます。
花期は6~9月です。
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 イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
日当りのよい山の岩場や草地に生えるシソ科の草状小低木です。
葉を一枚ちぎってみると、シソ科の香り、日本産のタイムといえます。
伊吹山に多く、全体によい香りがあることから名付けられています。
花期は6~8月、花言葉は「神聖 潔癖症」です。
何故か伊吹では見た事がなくここで初めて出会いました。
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 キバナノコマノツメ (黄花の駒の爪)
高山帯の岩礫地に生えているスミレ科の多年草です。
全体に柔らかく、茎は斜め上に伸び、葉は腎形〜円形で長さ幅とも2〜5cm、葉質は薄くて柔らかいです。
花期は6月〜8月. スミレの仲間では遅くに咲きます。
花言葉は「可憐」です。
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 カライトソウ( 唐糸草)
亜高山帯〜高山帯の砂礫地、岩場、草地などに生えるバラ科の多年草です。
草丈 30cm〜1.0m程、4〜10cmの花穂が垂れるように 咲きます。
花期は8~9月、花言葉は「深い思い」です。
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 クルマユリ(車百合)
深山の草原などに生えるユリ科の多年草です。
草丈は30 〜 80cm程、花は橙黄色で、小さく、花井径4~5cm程です。
葉が茎の中央部で10枚ほど輪生するのが特徴で、そこからクルマユリと名づけられています。
花期は7~8月、花言葉は「純潔 多才な人」です。
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明日に続く

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by fairysilva2 | 2009-07-25 21:48 | 白馬山麓

八方尾根の花     2009.7.23

  クガイソウ (九階草 九蓋草)
日当たりのよい山地、草原、林縁に自生するゴマノハグサ科の多年草です。
茎は分枝しないで、直立し1mほどになり、4~6枚の輪生する葉が層をなして茎につくので、九階草と言うそうです。
ルリトラノオに似ていますが、開花はクガイソウの方が少し早いようです。
ルリトラノオの葉は2枚で対生するのでこの点で識別できます。
花期は6~8月、花言葉は「不品行、見掛け倒し」と何故かあまりよくない言葉です。
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 ミヤマイワニガナ (深山岩苦菜)
亜高山から高山帯の岩礫地に生え、花茎丈10cm程度になるキク科の多年草です。
平地に生えるジシバリの高山型の品種です。
生息環境のせいか、葉や茎がやや赤みがかっています。
花期は6~8月です。
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 ミヤマコゴメグサ(深山小米草)
亜高山帯~高山帯に分布し、乾燥した草地に生育するゴマノハグサ科の一年草です。
草丈10~15cm程、葉は対生、花径は1cm程、花弁は白色で淡紫色を帯びています。
花期は7~9月、花言葉は「献身」です。
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 ミヤマママコナ (深山飯子菜)
深山の痩せた林の下や草原に生える半寄生のゴマノハグサ科の一年草です。
草丈は20〜50cmの半寄生植物です。
ママコナに姿がよく似ていますが、 ママコナには苞(花の付け根の小さな葉)に刺状の鋸歯がありますが、本種にはありません。
飯子とは下唇面の米粒状の白斑を飯に見立てたものです。
花期は8〜9月です。
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 タカネバラ (高嶺薔薇)
高山から亜高山帯の林の下や草地のはずれなどに生えているバラ科の落葉低木です。
樹高1〜2m程、花径5cm程の濃紅色からピンク色の花を枝先に1~2個付ます。
花期は7月です。
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 タカネナデシコ(高嶺撫子)
北海道と本州中部以北の高山帯の岩礫地などに生えるナデシコ科の多年草です。
低地に生えるカワラナデシコの高山型で、花弁は5枚、下部は細い爪状になり、上部は細かく深裂しひげ状になっています。
花期は7~8月、花言葉は「やわらかな情熱」です。
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明日に続く

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by fairysilva2 | 2009-07-25 00:16 | 白馬山麓

今日の野草散策       2009.7.22

目的のお花には全く出会えませんでしたが
久し振りに身近な野草を撮ったような、食事で言うとお茶漬けのような・・・
これもいいものです。

 ヒメヤブラン  (姫藪蘭)
日当たりのよい草地などに生育するユリ科の多年草。
花径は1cm程で、葉の長さも7~8cmといったところで地に這いつくように生えています。
果実は種が露出して成熟し、紫黒色となります。
花期は7~9月、花言葉は「新しい出会い」です。
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 チダケサシ  (乳茸刺 )
山野のやや湿ったところに生えるユキノシタ科の多年草です。
茎は直立し高さ40~80cm程、淡紅色や白色の小さな花を付け、花序に腺毛が密生しています。
名前は長野県の山間に住む人々が、チダケ(食用キノコ)を採取した時に、この草の茎につき刺してもち帰ったことによるそうです。
花期は6~8月、花言葉は「まっすぐな性格」です。
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 アカツメグサ (赤詰草)
ヨーロッパ原産のマメ科の帰化植物で、多年草です。
鶏や兎の飼料用として明治時代に輸入したものが野生化しています。
別名レッドクローバー、ムラサキツメグサ(紫詰草)とも言われ、シロツメクサに対して、赤いのでアカツメグサの名がついています。
シロツメグサより大きく葉にVの字型の模様があります。
花期は5~10月と長く、花ことばは「愛らしさ」です。
田んぼの畦道に咲いている風情もいいものです。
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 ノギラン (芒蘭)
山地の草地などに生育するユリ科の多年草。
ランとついていますがユリ科です。
草丈は20~40cm、茎頂の穂状花序に、直径約1cmの淡黄褐色の花を横向きに多数つけます。
葉は根元にまとまってつき、倒披針形で先がとがっています。
「ノギ」とは稲や麦の果実の先から出ている長い剛毛状の突起のことです、花びらの先がとがった様子がノギに似ているところから付いた名前だといわれています。
花期は6~8月です。
初めて出会った時は、わぁ~と童心に返ったように興奮して撮っていましたが、今では良く見かける野草になってしまいました。
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 ヤマユリ (山百合)
日本特産のユリで、山地の林縁や草地に生育する多年草。
別名をヨシノユリ(吉野百合)、エイザンユリ(叡山百合)、ホウライジユリ(鳳来寺百合)と咲いている場所により付けられています。
草丈は1~1.5m、花は、花弁が外に弧を描きながら広がり、1~10個程度を咲かせます。
その大きさは直径20cm程とユリの中でも最大級で、その重みで全体が傾いていることが多いようです。
花弁の内側に黄色の筋、紅色の斑点があるのが特徴で、香りは甘く濃厚でとても強いです。
もちろん和名は、山中に生えることからつけられています。
花期は7~8月、花言葉は「威厳、甘美」です。
これは全く人に管理されていないところに咲いていたものです。
花付きは今一ですが、自然なところがいいです~
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by fairysilva2 | 2009-07-22 20:49 | 身近な野草

茶臼山のアクシバ       2009.7.13

 アクシバ (灰汁柴)
山野の林地に生えるツツジ科の落葉小低木です。
樹高は0.2~0.5mと小さく、葉は単葉で互生しています。 
葉腋に長さ1cm程の淡紅色の花が1個ずつ垂れ下がってつき、花冠は深く4裂し、くるりと外側に巻いていて、とても可愛らしい花です。
以前は燃やした灰で灰汁を作り、あく抜きに用いたという事です。
花名の由来は枝が緑色で丈が低い雑木であることから青木柴と呼ばれていたものが転訛したようです。
花期は6~7月です。
今までなかなか見れなかったアクシバ、今シーズンは2度目の出会いです。
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 バイケイソウ(梅蕙草)
北海道から中部地方までの山地の陰地や湿地に生えるユリ科の多年草です。
草丈は60~150cm、シュロに似た30cmほどの葉を互生させます。
花は淡い緑色をしており、2cm~3cmで、花期は5月~7月ですが、各個体が花を咲かせている期間は短く、アルカロイドを含む有毒植物です。
花期は7月~8月です。
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 シロバナシナガワハギ (白花品川萩)
やや乾燥したやせ地に生えるマメ科の2年草です。
萩の一種で、総状花序に白い蝶形の小花を密に咲かせます。
別名で”コゴメハギ(小米萩)”といいます。草丈は1m50にもなります。
花期は7~10月、2年草なので同じところには咲いてもらえないので、なかなか出会えません。
茶臼山に向かう道路沿いで偶然出会いました。
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以下は面ノ木に咲いている花です。
 ヒナマツヨイグサ (雛待宵草)
北アメリカ原産でやや湿った日当たりのよい所に生育するアカバナ科の2年草又は多年草です。
マツヨイグサの仲間ですが、昼間に開花し、草丈は10~20cm、茎には白い毛があり基部で分岐します。
葉はへら形から被針形で互生し、花は茎の上部の葉腋に直径約1cm程の黄色の花をつけ、この仲間では極めて小さいです。
花期は6月~7月、花言葉は「無言の恋」です。
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 ミズチドリ (水千鳥)
山地や低地の湿地に生育するラン科の多年草です。
草丈50 ~ 90 cmの茎の先に白い花を穂状につけます。
花にはよい香りがあるのでジャコウチドリ(麝香千鳥)という別名があります。
花がチドリソウに似、湿地に生えることからこの名が付いています。
花期は6~9月です。
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by fairysilva2 | 2009-07-20 17:34 | 茶臼山