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蓼科とゴゼンタチバナ

   ゴゼンタチバナ (御前橘)
亜高山帯に見られる小さな常緑のミズキ科の多年草です。
草丈5~15cm程、全体がほぼ無毛、地下茎がよく伸びて広がります。
葉は茎の先端で輪生しています。
白い花のように見えるのは苞で、花は真ん中に10個程集まってつきます。
花期は6~8月、花言葉は「移り気」です。

去年、上高地で群生を見た時には時期が遅く、まともなのは一輪、
蓼科の高原道路を歩くと、土手の奥のあちこちに群生していて、この花を満喫する事が出来ました。
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by fairysilva2 | 2010-07-31 14:39 | 長野県

霧ヶ峰高原に咲く花  Ⅶ

   オオヤマフスマ (大山衾)
山地の草原や道端に咲くナデシコ科の多年草です。
花径1cmにも満たない5弁の花は、いかにも野の花と言った雰囲気があります。
ノミノフスマの特徴はあるのですが花がやや大きく、花弁がまったく裂けていません。
花期は5~7月です。

蓼科高原にも霧ヶ峰高原にもこの花がたくさん咲いていました。
小さな花だけに、なかなかピントが合わず、雰囲気もなかなか思うようにいかず、
悪戦苦闘の末の結果です。
よろしく、お付き合いの程を(苦笑)
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蓼科高原のオオヤマフスマです。
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by fairysilva2 | 2010-07-30 09:45 | 長野県

霧ヶ高原に咲く花 Ⅵ

   ヒナノウスツボ (雛の臼壺)
山地の湿った林下に生育するゴマノハグサ科の多年草です。
草丈40~100cm、根茎は肥大し、細い根があるり、茎はやや軟弱で直立しています。
葉は対生し、やや翼のある柄があります。
花期は7~9月です。
目立たない花で、2株ほどあった程度、出会えた事がラッキーでした。
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   ノハナショウブ(野花菖蒲)
山野の草原や湿原に生えるアヤメ科の多年草で、ハナショウブ(花菖蒲)の原種です。
ノハナショウブは遠いむかし、まだ日本が大陸と地続きだった三千万年以上も前、大陸の東部、つまり現在の日本に当たるところで発生したようです。
いづれがアヤメかカキツバタといわれますが、カキツバタの外花被片には白い筋が、アヤメはその名のとおり綾目の模様が入るのに対し、ノハナショウブは外花被片の基部に黄色の筋が入ることで区別できます。
花菖蒲は園芸品種として江戸時代より改良を重ねて作り出されたものです。
花期は6~7月、花言葉は「大人の付き合い」です。
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   ニシキウツギ(二色空木)
山地の日当たりのよい林に生えるスイカズラ科の落葉小高木です。
葉は対生し、楕円形〜広楕円形、先は急に細まって尖り、縁には細かい鋸歯かあり、葉裏の脈上には毛が密生しています。
花期は5〜6月、花が淡黄白色から紅色に変わるので二色空木の名があります。
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by fairysilva2 | 2010-07-29 03:00 | 長野県

霧ヶ高原に咲く花 Ⅵ

霧ヶ峰高原と八島ヶ原湿原に咲いていた花です。
どちらも植生は全く同じようです。

   アヤメ (文目)
高原の草原などに生えるアヤメ科の多年草。
湿ったところに生えるという印象があるようですが、湿地に生えるのはカキツバタです。
アヤメのほうはどちらかいえば乾燥した草原がいいようで、優劣つけがたい美しい女性を形容して「いずれがアヤメかカキツバタ」というように、迷うほど、どちらもよく似ています。
アヤメの名前は、花の付け根部分に黄色と紫の文目模様があることから付けられたということです。
花言葉 は「よき便り、神秘な人」、花期は5~7月です。
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   グンナイフウロ(郡内風露)
山地~亜高山の草地に生育するフウロソウ科の多年草です。
草丈30~50cm程、茎や葉柄、花柄に開出毛と腺毛があります。
根出葉は多数つき、茎葉は1~2個が互生し、最上部は対生しています。
花は直径2.5~3cm、茎頂に集散状に十数個つき、紅紫色ですが濃淡があり、透けるような花弁です。
和名の郡内は山梨県南東部の地名に由来しているということです。
花期は6~8月、花言葉は「可憐」です。
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   コバイケイソウ(小梅蕙草)
本州中部以北の亜高山帯から高山帯の湿地に生えるユリ科の多年草です。
草丈は50~100cm、葉は広楕円形で互生し、花は上部にまとまって花穂を作りほとんど白に近い7mm程の花を多数つけます。
なおバイケイソウの花は緑白色で花の形はバイケイソウよりもミカワバイケイソウによく似ています。
食べると嘔吐、血圧低下、手足のしびれが起きてくる毒草です。
名前の由来はバイケイソウより小さいということ、梅とは花が梅の花に似ていて、惠はシランの葉に似ているからです。
花期は6月後半~8月です。
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by fairysilva2 | 2010-07-28 18:42 | 長野県

蓼科高原に咲く花 Ⅴ

   ヤマオダマキ (山苧環)
深山の林のふちなどに生えるキンポウゲ科の多年草です。
花は、紫褐色またはクリーム色で黄花のものをキバナノヤマオダマキと言います。
がく片を含む直径は6cm前後、距から花の先端までは長さ 4.5cmほどです。
距はわずかに内側に弓上に曲がっています。
苧環(おだまき)は,紡いだ麻糸を丸く巻いたもので、花の形がそれに似ているからです。
花期は6月~8月、花言葉は「協調性」です。
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   テガタチドリ (手形千鳥)
亜高山~高山帯の草地に生えるラン科の多年草です。
草丈は30~60cmで、よく似たノビネチドリ、ハクサンチドリの中で一番草丈は高いです。
良く見ると花形が少しずつ違うだけでなく、葉もノビネチドリは縁が波打ち、ハクサンチドリは花の先端が尖っています。
多肉質の根が掌状になっているので、この名がついたそうです。
花期は7~8月です。
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by fairysilva2 | 2010-07-27 17:00 | 長野県

蓼科高原に咲く花 Ⅲ

  イブキトラノオ (伊吹虎の尾)
日当たりの良い山地や高原の草原に比較的普通に見られるタデ科の多年草です。
花穂は高さ3~8cm程、花穂を虎の尾に見立て、伊吹山に多いことからこの名が付いています。
生薬名をケンジン(拳参)といい、解毒、消腫、収斂薬、うがい薬等に使われています。
花期は7~9月、花言葉は「洗練」です。
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   ムカゴトラノオ (珠芽虎の尾)
高山の草地や礫地の日の当るところに生育するタデ科の多年草です。
草丈10~40cm、茎は太く根出葉は長柄があり、披針(ひしん)形で先はとがるか丸みを帯び、表面はやや光沢があります。
細い穂状花序をつくって淡紅色花を開き、下部にむかご(珠芽)をつくります。
花期は7~9月です。

むかご(零余子)とは植物の器官のひとつで栄養繁殖器官です。
葉の腋や花序に形成され、植物体から離れ、地面に落ちるとやがて発根し新たな植物体となります。
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   ニッコウキスゲ (日光黄萓)
山地や亜高山、海岸の草地に群生するユリ科の多年草です。
日光黄菅は、栃木県日光の戦場ケ原に多く自生しているところからの命名です。
よく似た花に夕菅(ゆうすげ)がありますが、夕菅はそれより低い山の草原で夕方から夜にかけて咲く花です。
花期は6月上旬から8月上旬、花言葉は「日々新たに、心安らぐ、物忘れ」です。
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セイヨウオトギリソウ (西洋弟切草)
日本各地の日当たりのよい原野に見られる欧州中南部原産のオトギリソウ科の多年草です。
全草を創傷治療、腸炎の収斂防腐薬、慢性不眠症などに用います。
花期7〜8月です。
高原道路の脇にかなり群生していました。
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by fairysilva2 | 2010-07-26 16:30 | 長野県

蓼科高原に咲く花 Ⅱ

   シロバナノヘビイチゴ(蝦夷白花の蛇苺)
高山帯下部から低山帯上部の草地に生えるバラ科の多年草です。
モリイチゴ(森苺)とも言い、全体に短い白毛があります。
蛇イチゴとの違いは花が白いことと果実がやや細長いです。
又ヘビイチゴと名付けられていますが、ヘビイチゴの仲間ではなく、果物の苺(オランダイチゴ)の仲間なのでとても美味しいそうです。
花期は5~7月です。
この花も高原道路脇のあちこちに、どうやら車で走らずに歩かないといけないようです。
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   オオヤマサギソウ (大山鷺草)
山地の樹林内や湿地に生えるラン科の多年草です。
茎は直立して高さは35~60cm程 。
茎葉は数枚つくが、下部の2枚が大きく、表面には光沢があります。
茎上部に穂状の花序をつけ、緑白色の小さな花を多数密に付けます。
花期は7~8月です。
たった一株のみ咲いていました。
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   ササバギンラン (笹葉銀蘭)
山地の林内に生えるラン科の多年草です。
茎は直立し、草丈は20~40cm程、同種のギンランより大きく、 葉脈も多く上部の葉先は花序より高くなっています。
花期は5~6月です。
こちらも一株のみのご対面でした。
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   ケブカツルカコソウ (毛深蔓夏枯草)
丘陵地や野原の草地に生えるシソ科の多年草です。
ツルカコソウの変種で、草丈10〜30cm、 全体に粗い毛が密生しています。
葉は根出葉はロゼット状で広披針形〜卵形。
花のあとの枝の延ばし方が夏枯草(ウツボ草)に似ているところから、この名が付いています。
花期は5~7月、花言葉は「遠くから見守ってます」です。
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by fairysilva2 | 2010-07-25 19:47 | 長野県

蓼科高原に咲く花

   ハクサンフウロ (白山風露)
高山の湿った草地に生育する草丈30~80cmのフウロソウ科の多年草。
花径は2cm程あり、同じ科のゲンノショウコよりかなり大きいです。
和名は石川県の白山にあったことからこの名がついたということです。
花期は7~8月です。
可愛い花なのですが、咲いているところが、草むらの中なので、撮りにくい花の一つです。
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   イブキジャコウソウ (伊吹麝香草)
日当りのよい山の岩場や草地に生えるシソ科の草状小低木です。
葉を一枚ちぎってみると、シソ科の香り、日本産のタイムといえます。
伊吹山に多く、全体によい香りがあることから名付けられています。
花期は6~8月、花言葉は「神聖 潔癖症」です。
何故かイブキと名がついているのに、伊吹では出会った事がなく、他での対面です。
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   ネバリノギラン(粘り芒蘭
山地帯~高山帯の草地に生えるユリ科の多年草です。
草丈は15~40cm程、花茎の先に黄緑色の小さな壺型の花をつけます。
花茎の上部や花序に腺があって、花の外側が多少粘るので、この名がついています。
花期は 6〜7月、花言葉は「純情 」です。
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   ウスユキソウ (薄雪草)
北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布しているキク科の多年草です。
草丈25~55cm、葉は長さ4~6cm、裏面には灰白色の綿毛があります。
先端の葉や花が白い毛に覆われているので、この名前がついています。
花期は7月中旬〜8月中旬、高山型の近似種をミネウスユキソウといいます。
花言葉は「忍耐」です。
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by fairysilva2 | 2010-07-24 15:51 | 長野県

栂池自然園から Ⅷ

   オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)
亜高山帯の沢沿い、湿ったところに生育するユリ科の多年草です。
草丈50〜100cmになり、タケシマランに比べるとかなり大形です。
茎質は柔らかく、2~3回分枝し、葉は基部で茎を抱き、裏面が粉白色で、縁には毛状突起があります。
花は緑白色で広い釣鐘型で、葉腋に1個ずつ垂れ下がってつきます
花期は6月~8月、最初、タケシマランにしてはあまりに大きいので不思議に思って、花を見るとまるで違い、可愛らしい花をつけていました。
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   オオバミゾホオズキ (大葉溝酸漿)
亜高山帯の湿地や登山道脇の湿ったところに生育するゴマノハグサ科の多年草です。
草丈は10~30㎝、葉は長さ2.5~6㎝、縁に刺のような鋭い鋸歯を持っています。
花は上部の葉腋につき、花冠は筒型で長さ2.5~3㎝程です。
花後に、萼片が実をホオズキのように包むのでこの名がついています。
花期は7~8月、花言葉は「変わらぬ愛」です。
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   オオヒョウタンボク(大瓢箪木)
日本特産種で、本州中部地方の高山ないし亜高山帯のスイカズラ科の落葉低木です。
樹高1~2m。、花は二つずつ対をなしてつき、 はじめ白く、のちに淡い黄色を帯びます。
名は葉や花が大きいヒョウタンボクの意味なのですが、木の大きさも実も、平地のヒョウタンボクよりかなり小さめです。
花は7~8月に、実は8月末につけます。
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   チングルマ (稚児車)
高山植物として一般的な植物で、バラ科の落葉小低木です。
マット状に群生し、茎の下部は分枝して地表をはい、上部は直立または斜め上に伸び、高さ約10cm程になり、花茎の先に3cmほどの白い可愛らしい花を1つ咲かせます。
名は、愛らしい花形に由来するチゴグルマ(稚児車)が転訛(てんか)したものといわれています。
花期は6~8月、花言葉は見た雰囲気どおり「可憐」です。
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   ウラジロナナカマド (裏白七竈)
亜高山帯~高山帯のの低木林や林縁に生えるバラ科の落葉低木です。
樹高1~2m程、よく枝分かれして、広がります。
花序は直径3~10cm程、まだ開いていません。
名前は葉裏が白粉色をしているからで、「ナナカマド」は、材が燃えにくく、7度かまどに入れても燃え残ることから名付けられたとされています。
花期は6~8月です。
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by fairysilva2 | 2010-07-23 11:04 | 白馬山麓

栂池自然園から Ⅶ

   ミツバオウレン (三葉黄蓮)
北海道および本州(中部地方以北)の高山や深山のやや湿り気のある草原に生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈は5~10cm程と小さく、花は茎先に花径7~10mmの白い花を一個つけます。
葉は根性、1枚の葉は、縁鋸歯がある3枚の小葉からなっています。
花名は黄蓮の葉の形に基づいて付けられています。
花期は6月です。
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   ミヤマカラマツ (深山唐松)
深山の林内に生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈は20cm~70cmほどになり、生育環境により大きさがずいぶん違うようです。
葉は3枚がセットになり、縁に丸味を帯びた大きな鋸歯があります。
名は長く伸びた雄しべの姿をマツ科の唐松にたとえたもので、深山に生育するという意味でミヤマとついています。
花期は5~8月です。
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   モミジカラマツ(紅葉落葉松)
北海道~中部地方以北の高山帯の湿り気のある場所に生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈20〜50 cm程の高山植物です。
名は、上部の葉がモミジに似、花が唐松(からまつ)の花に似ることから付いています。
花期は7~8月です。
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   マイヅルソウ (舞鶴草)
山地帯~高山帯の林の中に生えるユリ科の多年草です。
葉脈の様子が鶴が舞っているように見えることから舞鶴草の名前が付いています。
草丈10~15cm程、秋には赤く熟した実を付けます。
花期は5月下旬~6月、花言葉は「清純な乙女のおもかげ」です。
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by fairysilva2 | 2010-07-22 19:04 | 白馬山麓