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都心での花散策

東京、品川区という都心でも結構花散策を楽しめるものです。
住まいより歩いて10分以内に咲いているものばかりです。

 アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
道端、草地に生えているアメリカ原産のアカバナ科の多年草です。
観賞用に栽培されていたものが野生化したのだそうです。
ユウゲショウの別名もあり、昼咲きで、夕方には花を閉じてしまいます。
アカバナユウゲショウの名はオシロイバナ(別名ユウゲショウ)と区別するために使われた名前のようです。
花期は6~9月、こちらでは野草の開花は早いです。
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 セリバヒエンソウ (芹葉飛燕草)
明治時代に中国より渡来し、川沿い、田の畦など湿った所に生育するキンポウゲ科の一年草です。
草丈15~30cm程、花径は1~1.3センチ程です。
中国原産で、葉がセリのように細かく裂け、花の形を燕の飛ぶ姿に例えてこの和名が付けられ、ちなみにヒエンソウ(飛燕草)というのはデルフィニウムの別名でもあります。
花期は3~5月、花言葉は花姿からは連想しにくい「軽薄」です。
関東地方にしか咲いていないようです。
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 アカカタバミ(赤片喰)
道端や庭などに普通に見られるカタバミ科の一年草。
カタバミに似ていて葉が赤っぽいので、アカカタバミ(赤片喰)です
花期は5~9月と長いです。花言葉は「輝く心」です。
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 ヒメフウロ (姫風露)
石灰岩地に生育するフウロソウ科の一年草です。
葉が深く3回から5回に裂して、さらにこまかく裂けています。
全体に特有のにおいがあり、この事から別名を塩焼草といいます。
草丈15~40cm、花は淡紅色で小さく、1cmほどのため、ヒメフウロと名付けられています。。
ゲンノショウコの仲間で、それより下痢止めの作用が大きいということです。
花期は5~8月です。
どなたかが観賞用に栽培していたものが逸脱したのでしょうか、こんな都心のあちこちで見受けられます。
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 トキワツユクサ(常盤露草)
山地の林の下などに群生している常緑のツユクサ科の多年草で、花は真っ白です。
トキワツユクサは観賞用に取り入れられた斑入りのものが逸出して野生化し、斑が消えたものです。
草丈30~50cm、茎は地を這い枝分かれし、茎の先や葉の脇から花序を出し白い花をつけます。
花弁は卵形で三枚で、花全体を上から見ると三角形に見えます。
花期は6~9月、花言葉は「尊敬」です。
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 シロバナムラサキツユクサ (白花紫露草)
北アメリカ原産の帰化植物で道端などに見られるツユクサ科の多年草です。
ムラサキツユクサの白花で今回散策中に初めてみました。
調べてみると、やはり大変少ないようです。
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by fairysilva2 | 2009-05-01 07:36 | その他の場所に咲く野草
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