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小さなランを求めて Ⅰ

県民の森周辺に咲いていた小さな小さなラン達です。

 ヨウラクラン(瓔珞蘭)
樹上や岩上に着生して垂れ下がるラン科の常緑多年草です。
葉は二列に密に互生し、披針(ひしん)形で長さ2~3cm、やや肉質です。
茎頂から2~8cmの花茎を出し、径約1ミリと小さな褐紅色花が密に咲きます。
ヨウラクランの名は、お釈迦様の首飾りやお寺の装飾に使われている、瓔珞(ヨウラク)からとられたそうです。
花期は4~6月、思いかけず出会え大喜びで撮影したのですが、アップにしてよ~~く見ると開花はまだのようです。
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 カヤラン(榧蘭)
樹幹に着生するラン科の常緑性の小型着生ランです。
基部から多数の根を出し着生し、茎は3~6cmと小さく、左右2列に葉が互生しています。
3~5月、葉腋(ようえき)から花茎を伸ばし、2~5花をつけます。
芽先は下へ根は上に伸び、逆立ちしてぶら下がるようにして木に着生しています。
厚めの葉が左右に規則正しく並んでいるようすが、榧(カヤ)の木の葉を思わせる姿なので、この名が付いています。
やっと出会ったこの花ですが、ほとんど終わりかけていました。(5月2日撮影)
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後日、運の良い事にもう少し状態のいいものに設楽で出会いました。(5月4日撮影)
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by fairysilva2 | 2009-05-05 08:02 | 愛知県民の森
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