人気ブログランキング | 話題のタグを見る

茶臼山散策 Ⅱ 売木村

 シロバナエンレイソウ (白花延齢草)
山地のやや湿り気のある林の中に生えるユリ科の多年草です。
エンレイソウ(延齢草)というのは通常、褐紫色の花をつけますが、本種は白い花をつけます。
エンレイソウの名前の由来は薬用の効果があり、中国で「延齢草根」という名の胃腸薬として用いられているところからくるようでが、こちらは有毒です。
花言葉は「初恋」、花期は4~5月です。
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_826911.jpg
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_8263583.jpg
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_826592.jpg
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_8272282.jpg


 タチカメバソウ (立亀葉草)
山地のやや湿った場所に生えるムラサキ科の多年草です。
茎は直立し高さは15~40cm程、 葉は卵形で互生し、長さ3~5cm程です。
枝先の花序に白色又は淡青紫色の花径1cm前後の花をつけます。
和名は茎が立ち、葉の形が亀の甲に似ることからついたと言います。
花期は5~7月です。
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_829875.jpg
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_8293943.jpg
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_830459.jpg
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_8302538.jpg


 ツクバネソウ(衝羽根草)
深山の林内に生えるユリ科の多年草。
草丈は20cm程、大きな4枚の輪生した葉の中心から花柄をたて、緑色の目立たない花をつけます。
葉の付き方、その姿が羽根つきの羽根に似ていることから名付けられています。
花期は5~6月、花言葉は「友情」です。
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_8315989.jpg


 ワチガイソウ (輪違草)
山地の林下に生えるナデシコ科の多年草。
草丈は7~15cm程、茎は通常直立し、 葉は対生、短い柄があり長さ1~4cm程。
葉腋から長い花柄を伸ばして白色の5弁花を一つつけます。
花径は7~10mm程です。
名はまだ名がついてなかった時に盆栽で無名の印として輪違いの符号をつけていたことによるそうです。
花期は4~6月です。
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_839137.jpg


 ヤマウツボ (山靫)
やや湿り気のある林床に見られるゴマノハグサ科の多年生の寄生植物。
ブナ科やカバノキ科などの灌木の根に寄生し、葉緑素をもちません。
和名の由来は山に生育し、花穂の形が矢を入れる靭に似ていることによります。
花期は5~7月です。
茶臼山散策 Ⅱ 売木村_e0091347_8352616.jpg

by fairysilva2 | 2009-05-11 08:39 | 茶臼山
<< 伊吹北尾根 Ⅰ 茶臼山散策 >>