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伊吹山に咲く花 Ⅲ (6月7日)

 ウマノアシガタ (馬の脚形)
草丈さ30~60cmのキンポウゲ科の多年草です。
この黄色い花弁が光を浴びてキラキラ光るのは、花弁の下のデンプンを含む細胞層が光を反射するためだそうです。
名前の由来は根生葉の形が、馬のひづめに似ているからです。
有毒で、誤食すると腹痛や下痢、嘔吐などの中毒症状を起こします。
花期は4~5月、花言葉は有毒だからでしょう「毒舌」です。
ここのものは全体に丈は短くあまり枝分かれはしていません。
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こんなに花弁の多いものもあります。
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 ヒメレンゲ (姫蓮華)
山地の沢沿いの湿った岩上に生えるベンケイソウ科の多年草。
葉は互生し、広線形ですが、根元の葉はさじ形をしています。
5月~6月ごろ、茎頂に集散花序をだし、黄色い花を咲かせます。
ロゼットをつくり越冬します。
花言葉は「私の心は燃えている」です。
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 ツボスミレ(坪菫)
湿原のほとりや湿った草原などに生育するスミレ科の多年草です。
全体に軟らかく無毛、花は小さく白色で中心部に紫褐色の文様があります。。
ツボスミレの「ツボ」は庭の意味で坪の字が使われています。
別名はニョイスミレといい、これは葉の形状が僧の持つ仏具の如意に似ているからです。
花期は3~5月です。
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 イブキシモツケ(伊吹下野)
山地の日当たりのよい岩場、蛇紋岩地、石灰岩地に生えるバラ科の落葉低木です。
高さは1.5mほどになり、枝先に直径3cmほどの散房花序に多数の花を付けます。
花期は4~6月です。
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伊吹山麓にて
 クサフジ (草藤)
日当たりのよい草地や林の縁などに生育するマメ科のつる性多年草。
青紫色の花を片側に集まって多数つけたその姿は緑に中にひときわ映えています。
葉はカラスノエンドウによく似て羽状複葉です。
クサフジとは草地に生え、その姿がフジの花に似ているのでつけられた名前です。
花期は5~9月、花言葉は「私を支えて」です。
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 ウメガサソウ (梅笠草)
山地や丘陵の乾き気味の林内に生えるイチヤクソウ科の常緑の小低木です。
草丈は5~10cmと小さく、茎の先に直径約1cmの白花を下向きにつけます。
和名の梅笠草は花の形に因ります。
花期は6月~7月です。
ここのは三河のものに比べ、株が大きく、花付きの良い事、抜群でした。
思わず撮り過ぎてしまいました。
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明日に続く

by fairysilva2 | 2009-06-11 15:55 | 伊吹山
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