人気ブログランキング | 話題のタグを見る

身近な野草達

家から歩いて10~20分位のところに咲いている身近な野草達です。


 アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
道端、草地に生えているアメリカ原産のアカバナ科の多年草です。
観賞用に栽培されていたものが野生化したようです。
ユウゲショウの別名もあり、昼咲きで、夕方には花を閉じてしまいます。
アカバナユウゲショウの名はオシロイバナ(別名ユウゲショウ)と区別するために使われた名前のようです。
花期は6~9月です。
身近な野草達_e0091347_18165060.jpg


 アメリカキンゴジカ (アメリカ金午時花)
熱帯アメリカ原産のアオイ科の帰化植物です。
夏から秋には葉の頂と葉のつけ根に黄色い直径1.5cmほどの花が咲きます。
花柄は長さ約5㎜以下で、葉には全体に鋸歯があります。
良く似ている同種のキンコジカは葉の基部に鋸歯がなく、花柄の長さが長いです。
日が出ていないと、花は開きません。群生していることが多いようです。
花期は8~10月です。
身近な野草達_e0091347_1820382.jpg
身近な野草達_e0091347_18211865.jpg


 キンゴジカ (金午時花)
熱帯アメリカ原産のアオイ科の帰化植物。
夏から秋には葉の頂と葉のつけ根に黄色い直径1.5cmほどの花が咲きます。
花柄は長さ約1~1,5cmとやや長く、葉の付け根には鋸歯がありません。
良く似ている同種↑のアメリカキンコジカは葉の全体にに鋸歯があり、花柄の長さが5m以下と短く、茎にくっついているような感じです。
日が出ていないと、花は開きません。こちらも群生していることが多いです。
身近な野草達_e0091347_1825240.jpg


 オオフタバムグラ(大双葉葎)
海岸や河川の砂浜等湿った土地にに生育するアカネ科の一年草です。
葉は対生、線状披針形で先はとがり、縁には硬い刺状の微毛があり、花は白色または淡紅色で、花径4~6㎜ほどです。
花期は7~8月です。
身近な野草達_e0091347_18295764.jpg
身近な野草達_e0091347_18302063.jpg


 マルバツユクサ (丸葉露草)
道端や耕地周辺に生えるツユクサ科の一年草です。
ツユクサの仲間で、名前のマルバ(丸葉)が示すように、葉の形が卵形をしていて幅が広く、葉先はツユクサのようにとがってはいません。
花も同様にツユクサに比べ、丸く小さいです。
私の住んでいる地域ではこのマルバツユクサの方が圧倒的に多く繁殖しています。
朝の7時半ごろから2時間ぐらいしか咲いていないのであまり目立たないのですが、あちこちで群生しています。
花期は7~10月です。
身近な野草達_e0091347_18344489.jpg

by fairysilva2 | 2009-09-02 18:36 | 身近な野草
<< 設楽山中秋の花 水彩画 >>