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トウゴクサバノオ他

   トウゴクサバノオ (東国鯖の尾) Ⅱ
山地のやや湿ったところに生えるキンポウゲ科の多年草です。
草丈10~20cm花径1 cm弱で、花弁のように見えるのは萼で、花弁はオレンジ色の部分で蜜線化しています。
名前どおり、関東地方に多く、果実の形をサバの尾にたとえた名です。
花期は4~5月です。
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   ヤマエンゴサク (山延胡索) Ⅱ
山野の樹林下などに生えるケシ科ムラサキケマン属の多年草です。
ジロボウエンゴサクによく似ていますが、花の先端の切れ込みのしわが多く比べてみれば、よく分かります。
「延胡索」とはこの仲間の中国名だそうです。
花期は4月~5月、花言葉は「人嫌い」です。
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   ミヤマキケマン (深山黄華鬘)
近畿以北の日当たりの良い山地の崩壊地、林の縁などに生えるケシ科の多年草です。
フウロケマンの変種で、葉は1~2回羽状複葉で、小葉は深裂します。
総状花序は長さ4~10㎝、草丈20~45cm程、母種のフウロケマンより全体に大きく、葉が細かく切れ込みます。
和名は深山(みやま)に生える黄ケマンという意味で、ケマンは仏殿の欄間などの装飾具のことです。
花期は4~6月です。花言葉は何故か「戦い」です。
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by fairysilva2 | 2010-03-30 18:00 | 稲武
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