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花の島 礼文島 Ⅴ

   ミヤマオダマキ(深山苧環)
北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布するキンポウゲ科の高山植物です。
砂礫地、岩礫地やや乾燥地帯に生育し、礼文島では海岸沿い、市街地、山岳部といたるところで咲いていました。
草丈は10〜25 cm程度、色が濃いので遠目にもよく目立ちます。
花期は6〜8月 、花言葉は「あの方が気がかり」です。
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岩場に咲くミヤマオダマキ
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イワベンケイと一緒に
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キジムシロと
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他の花達と岩場に咲いている様子です。
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海岸の岩場で、利尻富士がかすかに見えています。
奥の黄色い花はイワベンケイです。
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ミヤマオダマキのシロバナです。
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   クロユリ(黒百合)
高山帯の草地に生えるユリ科の高山植物です。
高山植物とは、一般には森林限界より高い高山帯に生えている植物のことを指します。
花は褐紫色で花径3cm程度、釣鐘の形をした花が下向きに咲き、
地下にりん茎があり、草丈は10~30cmになる。葉は互生ですが、接近していて、2~3段の輪生状についています。
日本で最も有名な生息地は白山で、大量に群生しているのがみられるそうで、石川県の「郷土の花」になっています。

花言葉は「恋、呪い、復讐」です。
アイヌの恋の花物語では、好きな人への想いをこめたクロユリを、ほかの人に知られないように好きな人の近くにそっと置いておき、送り主がわからないまま相手がそれを手にとれば必ず結ばれるという伝説があります。
私にとっては、以前乗鞍で、まだ花期には早く、開花したものを見る事ができず、「高嶺の花」というイメージがあります、今回なんとか開花したものを見る事ができ、嬉しかったです。
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   キクバクワガタ(菊葉鍬形)
北海道の高山の岩礫地や砂礫地に生えるゴマノハグサ科の多年草です。
草丈は5〜25cm葉は羽状に裂け.、軟毛が生えて白っぽく見えます。
花径は1cmほど、花色は青紫、白、ピンクがあり、茎の先端に多数つき、花冠は4裂し中央から長い1本の雌しべと両脇から2本の雄しべが突き出ています。
花期は6〜8月、名前の由来は葉の形が菊の葉に似ているためにキクバ(菊葉)、クワガタとは兜(かぶと)についている角状の飾りを意味する鍬形からきています。
又、鍬形に見えるのは花ではなくて、実の時期の様子だそうです。
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by fairysilva2 | 2010-06-07 16:21 | 礼文・利尻島
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