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アゼトウナ パートⅡ

志摩半島のアゼトウナです。

   アゼトウナ (畝唐菜)
暖かい地方の海岸の岩場に生えるキク科の多年草です。
よく似たホソバワダンとは、地域的にすみわけています。
本種は主に太平洋側に多く、ホソバワダンは日本海側から東シナ海に面した海岸に多い。
ホソバワダンとの識別ポイントは本種は下部の葉が茎を抱いていないのですが、ホソバワダンでは基部が深く茎を抱いています。
磯の岩場で、海と陸を仕切っていることがあります。
このような岩は敷居の真ん中にある『アゼ』と似ているので、そこから付いた名前のようです。
花期は↓のキイシオギクと同じように10月~12月と寒くなるまで咲いています。
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    テリミノイヌホオズキ  (照り実の犬酸漿)
半日影の林 縁などに見られるナス科の1年草です。
草丈50cm程度、葉は互生し、長さ4cm程度の広卵形で質 が薄く、普通鋸歯はありません。
花はほぼ1点から出ているのが特徴で、4~7個つきます。
花期は8~11月です。

こちらも、初見の花、今の時期に出会えるとは思っていなかったので、とてもラッキーでした。
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by fairysilva2 | 2010-12-06 11:15 | 海岸に咲く花
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