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春の兆し 身近な野草達

   マメカミツレ (豆カミツレ)
オーストラリア原産のキク科の一年草です。
今では都市周辺で見かけるようになり、街路樹の下などに群生しています。
カミツレはハーブのひとつカモミールのことなのですがそれとは別属で、
草丈10cm程、花径5~8㎜、中心部に緑黄色から黄白色の両性の筒状花が多数並んでいます。
花周辺が舌状花でないので開花しても蕾のようにも見え、成熟したものは茶色くなります。
花期は通年です。

この花はいつも都心で見かけていて、豊橋では見た事がなかったのですが
今回初めて出会いました。
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   イヌノフグリ(犬の陰嚢)
ゴマノハグサ科の越年草です。
かつては路傍や畑の畦道などで普通に見られたようですが、近縁種のオオイヌノフグリにその生育地を奪われ、育成地も開発行為によって大幅に減少し、今では絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
淡いピンク色をした3~5mmの花をつけ、花弁には紅紫色のスジが入っています。
花期は3月~5月、花言葉は「信頼 、女性の誠実」です。

まだ、ちょっと早いようで、なかなか開花が見れません。
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    キュウリグサ (胡瓜草)
道端、野原とどこにでも咲いているムラサキ科の2年草です。
草丈10~20cm、花径2mmという大変小さな花です。
葉や茎をもんで匂いをかぐと、野菜のキュウリの香りがするのでキュウリグサという名前になったという事ですが、やってみましたがあまり匂うようには思えませんでした。
ハナイバナによく似ていますが、りん片は黄色です、ハナイバナはブルーですのでその点で区別できます
花言葉は「愛しい人へ」です。
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    ナズナ (薺・撫菜)
水田の畦、休耕田、畑地などに生育するアブラナ科の2年草です。
別名、ペンペングサとしてよく知られ、春の七草の一つです。
もちろん食用可能で、薬用効能もあります。
早春の若菜は、なでるほど愛らしいものという意味でなで菜と呼ばれたものが、
ナズナに変化したと言われています。
花期は3月~5月、花言葉は「あなたにすべてを捧げます」です。
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by fairysilva2 | 2011-02-08 19:06 | 身近な野草
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