人気ブログランキング | 話題のタグを見る

津具に咲く花達

    ヤマブキ  (山吹・款冬)
低山の明るい林の木陰などに群生する落葉低木。
ヤマブキの原種の花はこの一重咲きの5弁花で、八重のものは栽培され庭園等に栽植されています。
花言葉は「気品が高い・待ちかねる」、花期は4月~5月です。
津具に咲く花達_e0091347_13474790.jpg


    ヒメフタバラン (姫双葉蘭)
山の木陰に生える草丈5~20cmのラン科の多年草です。
葉は明るい緑色三角状心形で長さ1~2cm、2枚が相対してついています。
花径は6mm程、小さくて地味なランなので、咲いていても殆ど目立ちません。
和名はフタバランに対しわずかに草丈が小さいことに因るものと思われます。
花期は4~5月です。
津具に咲く花達_e0091347_13495236.jpg
津具に咲く花達_e0091347_1350179.jpg


    ホソバシャクナゲ (細葉石楠花)
山地に生えるツツジ科の常緑低木です。
葉が細く、長さは10 ~ 15 cm、革質で表面は光沢があります。
枝先に5,6 個の花をつけ、花色は紅紫色から白色まであります。
静岡県西部から愛知県東部にかけて自生するので、エンシュウシャクナゲ(遠州石楠花)
とも呼ばれます。
花期は5~6月、花言葉は「威厳、厳格、壮厳」です。
津具に咲く花達_e0091347_13524972.jpg


    ナベワリ (なべわり)
暖地の暗い林下に生えるヒャクブ科の多年草です。
資料には草丈は30~50cm葉は約10cmとありますが、私の見たものは全て15cm内外でした。
葉の脇から細い花柄を垂らし、淡緑色の花を1個下向きにつけます。
変わった和名ですが、ナベワリは毒草で舐めると舌が割れるほど、ということから舐め割りになり、ナベワリに変化したのだそうです。
花期は4~5月です。
津具に咲く花達_e0091347_13553666.jpg

by fairysilva2 | 2011-05-07 13:45 | 奥三河
<< サイゴクサバノオとトオゴクサバノオ ヤマイワカガミ >>