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バイケイソウ他

    バイケイソウ (梅蕙草)
北海道から中部地方までの山地の陰地や湿地に生えるユリ科の多年草です。
草丈は60~150cm、シュロに似た30cmほどの葉を互生させます。
花は淡い緑色をしており、2cm~3cmで、花期は5月~7月ですが、各個体が花を咲かせている期間は短く、アルカロイドを含む有毒植物です。
花期は7月~8月、花言葉は「勝利への誓い、率直、あの方が気がかり」です。

去年の場所を見る予定だったのですが、通りかかった人が別のところにたくさん咲いていますよと、案内して下さった。
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    コバノタツナミ (小葉の立浪)
タツナミソウは日当たりのいいところに、このコバノタツナミは海岸近くの木陰に咲くシソ科の多年草です。
草丈は20㎝程で、茎の下部は地を這い、1㎝程の小さなまるい葉をつけ、茎と葉に短毛がビロード状に生えます。
タツナミソウの名は、花穂を波しぶきに見立てた名で、全体に小さいので、コバノタツナミです。
花期は4~6月です。

葦毛湿原でコバノタツナミソウを見るのは初めてです。
日差しが足りないからか、花つきは今一ですが・・・
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    オオバウマノスズクサ (大葉馬鈴草)
山地に生えるつる性のウマノスズクサ科の木本です。
葉は円形~三角状です。
管楽器のサキソフォンのような形のユニークな特徴のある花を葉脈からつけます。
名は大葉馬の鈴草で、ウマノスズクサの仲間で葉が大きいからです。
根は解毒、消腫薬、果実は鎮痛、解熱薬としての薬用効果がありますが、
全草に腎障害を起こすアリストロキア酸を含むので使用に注意する必要があります。
花期は3~5月、花言葉は花形から「ユーモアのある」です。

なんとまだ咲いていました。
前回ここを訪れた時から一カ月以上経っているのですが・・・
記念に一枚(笑)
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   テイカカズラ  (定家葛)
大きな樹木等にからまるキョウチクトウ科の常緑のつる植物です。
花は白黄色、花径3cmほどでスクリューのようにねじれて咲き、芳香があります。
最初は純白で終わりに近づくと黄色くなります。
名前は歌人の藤原定家に由来し、このカズラは髪飾りを意味するそうです。
花期は5~6月、花言葉は「優雅」です。

どこからともなく、いい香りが、頭を上げると・・・
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by fairysilva2 | 2011-06-04 05:09 | 葦毛湿原
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