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秋色

   ツリバナ(吊花)の実
ツリバナは山地に生えるニシキギ科の落葉低木です。
葉は対生し、5~6 月に葉腋から長さ6~15cmの柄を出し、直径6~7mmの淡緑色の花をつけます。
秋の実は熟すとこのように、 朱赤色の仮種皮に包まれた種子が覗きます。
花や実が画像のように垂れ下がっているのでこの名が付いています。
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   ウド(独活)の実
草丈1~1.5mのウコギ科の多年草です。
茎は直立し、時に枝をわかれします。
葉は互生し、2回羽状複葉となり、広三角形でほぼ水平に広がっています。
花は複総状の散形花序で大きく、花弁は淡緑色で長卵形。
若いうちは人気の高い山菜で、その後大きく成長します。
大きくはなるものの木材にも食用にもならないので、ただ大きいだけという意味で「ウドの大木」という喩にされています。
花期は8~9月、秋にはご覧のように黒い実がなります。
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by fairysilva2 | 2011-10-18 19:25
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