人気ブログランキング | 話題のタグを見る

仙台・野草園から

今回の北海道花旅は仙台よりフェリーに乗って行くというゆったりとした花旅でした。
フェリーに乗船するまでの待ち時間を利用?して野草園に立ち寄ってきました。

    オカトラノオ  (丘虎尾)
低山の日当たりの良い草地や林縁に生育するサクラソウ科の多年草です。
トラノオの名前は、花穂が虎の尾に似ているため付けられ、海草の仲間のウミトラノオと区別するためにオカトラノオと呼ばれ、仲間で湿地に生えるヌマトラノオもあります。
花期は6~7月、花言葉は「忠実、堅固、貞操 」です。
仙台・野草園から_e0091347_15303870.jpg
仙台・野草園から_e0091347_15313496.jpg
仙台・野草園から_e0091347_1531836.jpg
 

    カキラン (柿蘭)
日当たりのよい湿地や草地に自生する蘭です。
草丈30-70cm程で、花の唇弁の内側には紅紫色の模様がついていま す。
柿色の花を咲かせるランなので、カキランと言います。
花期は6~7月、花言葉は「芯の強さ、夢でもあなたを想う」です。
仙台・野草園から_e0091347_15335153.jpg
仙台・野草園から_e0091347_1534460.jpg


    ヤマブキショウマ(山吹升麻)
低山帯~高山帯に生えるバラ科の多年草です。
雌雄異株で、草丈は30~90㎝、葉は2回3出複葉で9個の小葉からなっています。
間違えやすいトリアシショウマはユキノシタ科です。
葉がヤマブキ(山吹)似ているのでこの名が付いています。
花期は6~8月、花言葉は「さわやか」です。
仙台・野草園から_e0091347_1537537.jpg
仙台・野草園から_e0091347_15371695.jpg


    クサレダマ(草連玉)
野や山の湿地に生育しているサクラソウ科の多年草です。
やや緑がかった黄色い五弁の花をたくさんつけます。
別名をイオウソウ(硫黄草)といい、これは花の色が硫黄に似ているからということのようです。
クサレダマの名前は「腐れ玉」ではなく、マメ科のレダマに似ているからこのように名づけられたということです
花期は7~8月です。
仙台・野草園から_e0091347_15393075.jpg
仙台・野草園から_e0091347_15393987.jpg


    ナミキソウ(浪来草)
夏、海岸の砂地や後背部の草原に自生するシソ科 の多年草です。
タツナミソウの仲間ですが穂状花序を出さず、
花茎に対生して 付く葉腋に1つずつ青紫色の口唇状の花を咲かせます。
日本全土、および朝鮮半島、千島、樺太(からふと)(サハリン)に分布しているそうです。
名は、もちろん海岸に生えているからです。
仙台・野草園から_e0091347_15465393.jpg
仙台・野草園から_e0091347_1547262.jpg


    チダケサシ  (乳茸刺 )
山野のやや湿ったところに生えるユキノシタ科の多年草。
茎は直立し高さ40~80cm程、淡紅色や白色の小さな花を付け、花序に腺毛が密生しています。
名前は長野県の山間に住む人々が、チダケ(食用キノコ)を採取した時に、この草の茎につき刺してもち帰ったことによるそうです。
花期は6~8月、花言葉は「まっすぐな性格」です。
仙台・野草園から_e0091347_15505417.jpg


    ヤマアジサイ (山紫陽花)
別名サワアジサイといい、内陸の湿度のある山林に自生するユキノシタ科の落葉小低木です。
周辺部は装飾花で、中は多数の両性花をつけます。
小型で葉に光沢のないのが特徴です。
関東、東海地方のものは、両性花、装飾花とも白色で、近畿以西になると、青やピンクの色が付きます。
花期は6月~7月です。
仙台・野草園から_e0091347_15533011.jpg
仙台・野草園から_e0091347_15534017.jpg


仙台ならではの野草に出会えるかもと期待したのですが、こちらとあまり変わらないように思います。
by fairysilva2 | 2012-07-22 09:15
<< 大雪山黒岳より 大雪山旭岳より 完 >>