富士の裾野に咲く秋の野草達

    フジテンニンソウ (富士天人草)
山地の草原や落葉樹林下に生えるシソ科の多年草です。
茎は四角形で高さ50~100cmになり、基部は木質化して硬くなる。
葉は長さ10~25cm幅3~12cm。花は茎先に淡黄色の唇形花を密につけます。
花期は9月~10月です。
e0091347_1785382.jpg


    コフウロ(小風露)
山地の林下にはえるフウロソウ科の多年草です。
草丈30~50cm程、茎は細く上部が立ち上がり、下部では毛がほとんどなく、上部では下向きの曲がった毛があります。
葉は互生し根元からはっきりと裂ける3全裂、花冠は白色または淡紅色で直径約1.2cm程、
萼片には開出毛がありますが花柄にはありません。
ゲンノショウコの白花に大変よく似ているのですが、よく見ると判別は容易で、花は一回り小さく、葉に特徴があります。
分布は限られた地域のようで個体数は少ないそうです。
花期は8~9月、私にとっては初見の花です。
e0091347_1855461.jpg

画像の下の方に葉があります。
e0091347_1863426.jpg


    タマアジサイ (玉紫陽花)
山地の谷間や沢沿いの斜面に見られる ユキノシタ科 の落葉低木です。
アジサイは梅雨の頃の花と思われがちですが、このタマアジサイは花期が遅く8~9月頃です。
丸い玉状のツボミの中に花を構成する全てが入っていることからこの名が付いています。
派手さはありませんが、淡い色がなんとも言えず風情があります。
この花の花言葉は何故か「あなたは冷たい」です。

この山には大群生していて、これ程、綺麗に咲いているのは初めてでした。
e0091347_1893298.jpg


    オオヒナノウスツボ(大雛の臼壺)
山地の日当たりの良い草原や林縁に見られるゴマノハグサ科の多年草です。
草丈1m程、葉は対生し、質はやや厚く、長さ10cm程度の卵状楕円形です。
茎の先に円錐花序をつくり、多くの花をつけます。
花冠は暗紅紫色で壺形、名前にオオとつきますが、花径は7~8mm程です。
花期は8~9月です。

ここの花は草丈は40~50㎝と低かったですが、花付きの素晴らしい事、
全体像を撮らなかったのは失敗でした。
e0091347_18133471.jpg


    箱根白銀草(ハコネシロカネソウ)
神奈川県と静岡県に接する箱根周辺の山地の林の中に生えるキンポウゲ科シロカネソウ属の多年草で、日本固有種です。
環境省のレッドリストでは、絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
草丈は10~15㎝、葉は対生し、菱状卵形で欠刻状の鋸歯があります。

ツルシロカネソウに大変よく似、花径は1㎝程ですがやや小さくです。
又ハコネシロカネソウは花期は4~6月と長いです。
さらに、葉の鋸歯の先端がハコネシロカネソウは丸くなっていますが、ツルシロカネソウは尖っています。

この時期になんと終わりかけのものが一輪、でも明らかに葉からするとツルシロカネソウと思われます。
e0091347_18172434.jpg

[PR]
by fairysilva2 | 2012-09-22 18:20 | 静岡県
<< カリガネソウ ウスイロツリフネ??? >>