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乗鞍の花 その1

雪が溶けたばかりの乗鞍なのですが、なんとここでは春、夏、秋に咲く花が
この時期に一斉に咲き始めていました。
写真には収めませんでしたが、コイワカガミ、ミネズオウ、ミツバオウレン、ウサギギク、ミヤマアキノキリンソウ、コウメバチソウ等々
今までに、これ程多くの種類の花を一度に見たことがありませんでした。

この日は時には10m先にいる人も見えない程の濃霧で、時折雨さえ降ってくるようなお天気でした。
風も強く、そのせいで、霧の合間に池の見える事もありました。
濃霧、それは撮影には欠かせないものかも・・・

ミヤマダイコンソウ  (深山大根草)

高山帯の風当たりの強い岩場に生えるバラ科の多年草です。
草丈は10~30cm、花茎の先に黄色で径2~3cmのの5弁花を数個つけます。
花期は7~8月、花言葉は「幸せを招く花 」です。

木曽駒と乗鞍岳は植生が良く似ていますが、
花の咲いている状況が違うので、それぞれ違った趣があります。
そんなところも合わせてご覧下さい。
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ゴゼンタチバナ  (御前橘)

亜高山帯に見られる小さな常緑のミズキ科の多年草です。
草丈5~15cm程、葉は茎の先端で輪生しています。
白い花のように見えるのは苞で、花は真ん中に10個程集まってつきます。
花言葉は「移り気」です、紫陽花と同じですね。

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by fairysilva2 | 2013-08-01 01:25 | 乗鞍岳
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