人気ブログランキング |

ハコベのいろいろ

やっと去年撮った野草の画像を整理し、
自身の野草図鑑「野草風薫」を更新することができました。

よろしかったらご覧ください
                     
野草図鑑「野草風薫」


もうすぐ野草が咲き始めます。
一言でハコベと言っても種類はいろいろあります。
今度、虫眼鏡で見てみて下さい。こんな違いがあるのですよ。
 
  ハコベ (繁縷)
ミドリハコベとコハコベをあわせてハコベと呼ばれ、春の七草の一つです。
やや大きく雄しべが5~10本あるミドリハコベと、雄しべが1~7本あるのがコハコベですが、区別は付けにくいです。
花は枝先に集散花をつけ、色は白で、日光をうけるとさかんに開きます。
子房は卵形をしていて、その頂に花柱が3本つきます。
この花柱が5本のものが仲間の↓のウシハコベです。
花言葉は「追憶」です。
e0091347_12241335.jpg


ウシハコベ (牛繁縷)
↑と同じように路傍や林縁、畑のあぜ道、空き地などに普通に見られる一年草、あるいは多年草です。
画像でもわかるように花柱が5本あります。
↑ハコベに似ていてやや大きいことから、この名前になっています。
ナデシコ科でどちらも花期は大変長く3月~10月です。
e0091347_12305860.jpg


こちらはちょっと変わったハコベです。 

 ミヤマハコベ (深山繁縷)
山地のやや湿った木陰に生えるナデシコ科の多年草。
花の直径が1~1.5cmもあり、平地で見られる↑のハコベの仲間の2倍の大きさです。
5弁花なのですが,それぞれの花弁が基部まで深く2裂するので,10弁花のように見えます。
花言葉は「誠実」、花期は5月~7月で、↑と同じように群生していることが多いです。
e0091347_14163788.jpg


 オオヤマハコベ (大山繁縷)
湿った林内に生えるナデシコ科の多年草。
葉は対生し、先は尖り、縁は全縁で波打っています。
花の付き方は↑とは違い、茎の上部の葉腋から集散花序を出し、5枚の花弁は鋭く2深裂しています。
名は大型で山に生えるハコベの仲間という意味です。
花期は8月下旬~10月です。
e0091347_14195956.jpg


 ナンバンハコベ  (南蛮繁縷)
林のへりなどにはえるナデシコ科の多年草。
蔓のように他の植物に寄りかかりながら上に伸び、よく枝分かれし、数十cmから1mほどにもなります。
変わった花の形から、異国風と言う意味で南蛮とつけられたようですが、外来種ではないそうです。
花期は普通のハコベとはかなり違い9月~10月になり、群生はしていないようです。
e0091347_14213316.jpg


                    
               
野草図鑑「野草風薫」より

by fairysilva2 | 2008-01-30 14:30 | リバイバル
<< よく似た野草 冬のバラ Ⅵ >>