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ナス科のつる性植物

ナス科の花達はどれもよく似ています。
今日のは皆つる性のものばかりです。
 マルバノホロシ   (丸葉のホロシ)
林縁に生えるつる性のナス科の多年草。
花は10ミリほど、花形から↓のヒヨドリジョウゴではと思いましたが、ヒヨドリジョウゴは花色が白、こちらは紫です。
葉は長楕円形または狭卵形で、先はとがり先端はやや鈍く、鋸歯はありません。
個体数は大変少ないそうです。
花期は7月~9月と夏に咲き、茶臼山にて撮影しました。
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 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
明るい林の中や山道、山際の家の周囲などに生育するつる性の多年草。
↓の山ホロシに似ていますが花が小さく、又花色が山ホロシは淡紫ですが、こちらは白です。
この実をヒヨドリが好んで食べることからヒヨドリジョウゴの名がついたと言われますが、毒があるので実際には食べるのかどうか・・・・
花期はマルバノホロシとほとんどかわりはなく、花言葉は「すれ違い」です。
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 ヤマホロシ(山保呂之) 
こちらは園芸種のヤマホロシでつる性常緑多年草です。
咲き始めは薄い紫色をしていますが、次第に白色へと変わっていくので同時に両方を楽しめます。
さすがに園芸種で花付きはよく、木に這わすと、木を覆いつくすほどになりますが、何年もはもたないようです。
まだ、見たことはありませんが、ヤマホロシの野生のものもあるそうです。
↑のマルバノホロシに大変よく似ているそうで、花の喉部が紫色を帯びるのが特徴で、マルバノホロシはご覧のように緑色をしています。
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野草図鑑「野草風薫」より






ヒヨドリジョウゴの実です。
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by fairysilva2 | 2008-02-16 14:54 | リバイバル
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