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マツバウンラン

 マツバウンラン  (松葉海蘭)
造成地などの荒れ地やグランドの端などに生育するゴマノハグサ科の一年草。
茎が大変に細く弱々しい感じがしますが、群生していると見栄えがします。
草丈20~50cm、花径8~10㎜の唇形花が茎の先に穂状につきます。
名前の由来は、同じゴマノハグサ科のウンランの仲間で草全体が大変に細く、葉の様子が松葉をおもわせることによります。
花期は5月~6月、花言葉は「喜び・かがやき 」です。 
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 オオマツバウンラン  (大松葉雲蘭)
↑のマツバウンランによく似た植物で、オオマツバウンランといいます。
こちらはマツバウンランよりもやや花が大きく、距が長いのが特徴です。
花色はマツバウンランが青紫色で、下唇弁の基部付近がはっきりと白色なのに対して、オオマツバウンランはやや淡い青紫色で下唇弁の基部付近はわずかに白くなる程度で青紫色の筋が細かく入っています。
花期もマツバウンランと同じ、こちらも荒地や草地に生育していますが、個体数ははるかに少ないようです。
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全体像です。資料によるとこちらの方が10cm程大きいようですが、見た目にはほとんど変わりません。
画像で違いが判りますでしょうか?
マツバウンラン_e0091347_8191388.jpg

 
by fairysilva2 | 2008-04-22 08:25 | 身近な野草
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