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愛知県民の森に咲く花

 キガンピ (黄雁皮)
丘陵帯の日当たりのよい林地に生育するジンチョウゲ科の落葉低木。
樹高1~2m程で葉は単葉で対生、その年に伸びた枝の先に黄白色の花を10個程度つけます。
花期は6~9月です。
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マルバウツギ (丸葉空木)
日当たりのいい山地に生える落葉低木です。
葉は卵形または卵円形で対生します。
ウツギの名の由来は茎が空洞になっている事から空木(うつぎ)と呼ばれたようで、
マルバウツギは葉が卵形で丸みを帯びているのでその名があります。
ウツギが少し花を下に向けて咲くのに対し、マルバウツギは上向きに咲き、
平開した花弁の基部には赤っぽい花盤が見えます。
県民の森ではウツギよりもマルバウツギの方がずっと多いようです。
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 ニワゼキショウ  (庭石菖)
道端、野原、庭などでよく見られるアヤメ科の多年草。
観賞用に取り入れられたものが野生化したものです。
花の色は紫、ピンク、白などがあり、一日花ですが、次々と咲きます。
花が散った後には、小さな球形の実ができます
名は葉の形が石菖(サトイモ科の植物)に似ているからです。
花期は4月~5月なのですが、草むらの中に可愛く咲いていました。
花言葉は花姿にふさわしく「愛らしい人」です。
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 シロバナニガナ  (白花苦菜)
ニガナの変種とされるキク科の多年草です。
名はニガナの花は黄色ですが、白花という意味と全体に苦味があるのでニガナです
花期は5月~7月、他では見かけないシロバナニガナですが、ここでは毎年同じ場所で咲いてくれます。
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参考までに黄色いニガナです。
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by fairysilva2 | 2008-06-15 15:25 | 愛知県民の森
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