人気ブログランキング | 話題のタグを見る

明智の森の湿地に咲く花

 イワショウブ (岩菖蒲)
亜高山帯の湿原に生えるユリ科の多年草で、氷河期の遺存植物と言われ日本固有種です。
草丈は15~55cm程になり、根生葉は剣形、基部がさや状で長さ10~20cm位。
花茎の先端に総状花序を出し、白色の花を多数つけ、 花径は1cm程、つぼみはしばしば淡紅色を帯びています。
花期は8月~10月で、花言葉は「感謝・誠実」です。
明智の森の湿地に咲く花_e0091347_8291899.jpg


 アカバナ (赤花)
山中の湿地に生えるアカバナ科の多年草です。
地下茎をひき、直立する茎は高さ25~60cm程になります。
よく似た花にイワアカバナ(岩赤花)がありますが、イワアカバナの雌しべの柱頭は膨らんでいるのにたいして、アカバナの柱頭は棍棒状であるのが特徴です。
名前の由来は秋に葉が紅葉するからです。
花期は8~9月で、花言葉は「集中する」です。
明智の森の湿地に咲く花_e0091347_8381370.jpg


 ミミカキグサ (耳掻草)
湿地に生えるタヌキモ科の食虫植物で、多年草です。
花茎は高さ10cm程度伸び、上部に5㎜程の黄色の花を付ける。
あまりに小さいので、よほど気をつけて見ないと通り過ぎてしまいます。
花が終わった後の、萼が耳掻きに似ていることからこの名がありますが、残念ながらこの花にはまだ付いていませんでした。
花期は7月~10月、花言葉は「疑惑」です。
明智の森の湿地に咲く花_e0091347_835327.jpg

by fairysilva2 | 2008-09-13 08:38 | 愛知県その他の場所
<< 豊田自然観察の森に咲く花 面ノ木園地の群生 >>