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秋の実 Ⅱ

 アオツヅラフジ (青葛藤)
林縁などで普通に見られるツヅラフジ科のつる性落葉植物です。
雌雄異株で果実の表面に白い粉がふいています。
和名は青いツヅラフジの意味で、似たなかまにツヅラフジがあります。これもつる植物で、つるは細く、このつるを使って、ツヅラ(カゴ)をつくったのでこの名があります。
別名をカミエビと言い。実の表面の白い粉をカビと見て付けられています。
エビはブドウの古名だそうです.
花期は7~8月です。
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 ノ イバラ (野茨)
日本の野性バラの代表種で、日当たりのよい山林や川辺を好む半蔓性の落葉低木。
葉は複葉であり、小さな葉(小葉)が組合わさって1枚の葉を形成しています。
葉の表面は光沢がなく、無毛ですが、裏面の脈上には目立たない微毛があります。
枝先に咲く白い花は芳香を放ち、果実は秋になると赤く熟します。
和名は野に生育するイバラの意。
花期は5~6月、花言葉は「偽りの恋」です。
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 ツリバナ (吊花)
山地に生えるニシキギ科の落葉低木です。
葉は対生し、5~6 月に葉腋から長さ6~15cmの柄を出し、直径6~7mmの淡緑色の花をつけます。
秋の実は熟すと 5 裂し、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が覗きます。
花や実が画像のように垂れ下がっているのでこの名が付いています。
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by fairysilva2 | 2008-10-19 18:36 | 奥三河
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