人気ブログランキング | 話題のタグを見る

春の野草

 キケマン (黄華鬘)
関東地方から西の海岸や低地に生えるケシ科の越年草です。
黄色い花を、キケマン、紫色の花をムラサキケマンと分かりやすいネーミングです。
ケマンとは花が仏様の飾り具のケマンに似ていることからつけられた名前です。
葉が柔らかくて美味しそうに見えますが、有毒なので、食用にはなりません。
ムラサキケマンが半日陰に生育するのに対してキケマンは日当たりのよい海岸等に見られる野草です。
草丈は通常40~60cm、茎径10~15mm、花序の長さは15~20cm程です。
花期は3~6月、全草有毒なので気をつけないといけません。
春の野草_e0091347_1482878.jpg

4月9日 比丘尼にて撮影


 
 ヤブウツギ (藪空木)
関東以西の日当たりのよいところに生える、スイカズラ科の落葉低木。
暗紅紫色で3~4㎝の長さの漏斗状鐘形の花が咲きます。山地の道端で潅木などに混じって林のふちなどで見られます。
茎の中が空洞になっている種を「ウツギ」と呼び、密生して藪を形成するところから「ヤブ」と付きました。
花期は5~6月です。
春の野草_e0091347_14121230.jpg

5月27日 面ノ木園地にて撮影

by fairysilva2 | 2008-12-10 14:21 | リバイバル
<< 春の野草 早春の身近な野草 >>