亜高山帯~高山帯のの低木林や林縁に生えるバラ科の落葉低木です。 樹高1~2m程、よく枝分かれして、広がります。 花序は直径3~10cm程です。 名前は葉裏が白粉色をしているからで、「ナナカマド」は、材が燃えにくく、 7度かまどに入れても燃え残ることから名付けられたとされています。 花期は6~8月です。 ![]() ![]() ミヤマナルコユリ (深山鳴子百合) 林内に生育するユリ科の多年草です。 深山(みやま)」は、林床に生育することからの命名ですが、 深山に特有なわけでは なく平地の林にも普通に見られるようです。 葉の裏に隠れるように垂れ下がる 筒状花は、葉の両側に振り分けてつけるのた大きな特徴です。 ナルコユリの名 は花が弓形に伸びた茎の下にぶら下がっている様を、鳥を追い払う鳴子に見立てているとの事です。 ![]() ツマトリソウ (端取草) 山地の林内に生えるサクラソウ科の多年草です。 細い地下茎を伸ばして繁殖し、多くは群生するようです。 草丈5~20 cm程、葉は細長く、花径1.5 cm程の花を、通常1個つけ、花冠は7つに裂けています。 花の縁が薄い紅色に縁取られることからこの名が付けられました。 花期は 6~7月、花言葉は「安楽」です。 ![]() ![]() ウスバスミレ (薄葉菫) 亜高山帯の針葉樹林下 に生えるスミレ科の多年草です。 茎の高さは5~8センチ。地上茎はなく、地面から伸びる花柄に直径1~1.5 センチの白色の花を付ける小型のスミレです。 葉 は円心形で無毛、質は薄く、そのために「薄葉スミレ」と命名されています。 ![]() ![]() オオバキスミレ (大葉黄菫) 低山~亜高山帯の湿った草地などに生えるスミレ科の多年草です。 草丈は5~20cm、地上茎から伸びる花柄に、直径約1.5cmの黄色の花をつけます。 名前のとおり、花に比べると葉がかなり大きいです。 花期は4~7月です。 ![]() ユキザサ (雪笹) 低地~亜高山帯の広葉樹内などのやや湿り気のある林床に見られるにユリ科の多年草です。 草丈10~20cm程、茎頂に、粗い毛が密生し、円錐花序をつけ、3~4㎜の白色の花を多数つけます。 雪の結晶のような花、笹に似た葉の形からこの名が付けられています。 花言葉は「 栄光、美しい輝き 」、花期は5月~7月です。 ![]() ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-09 06:40
| 東北地方
山地帯~高山帯の林の中に生えるユリ科の多年草です。 葉脈の様子が鶴が舞っているように見えることから舞鶴草の名前が付いています。 草丈10~15cm程、秋には赤く熟した実を付けます。 花期は5月下旬~6月、花言葉は「清純な乙女のおもかげ」です。 ![]() ![]() ![]() ミネカエデ (嶺楓) 中部地方以北の本州、北海道、および南千島に分布するカエデ科の落葉小高木です。 雌雄異株、亜高山帯の山腹上部から尾根によくみられるので、この名がついています。 5月末~7月初旬、総状花序をつくり、淡黄色の小花を約10個程つけます。 ![]() タカネザクラ (高嶺桜) 亜高山帯の林内に生えるバラ科の落葉低木です。 別名を峰桜( ミネザクラ)といい、樹高は0.5~5m、幹は直立しません。 花は葉と同時に開き、花径2~2.5cmの淡紅色~白色の花を1~3個散形状につけます。 花期は5~6月、花言葉は「優れた美人」です。 ![]() ミヤマハンショウヅル (深山半鐘蔓) 北海道~関東・中部地方の亜高山帯~ 高山帯に生える高山植物で、 キンポウゲ科の落葉蔓性植物です。 半鐘に花が似ていrことから名がついています。 ![]() ![]() ![]() ムシトリスミレ (虫取菫) 高山帯の湿った礫地などに生えタヌキモ科の多年草です。 草丈は5~15cm 、北海道から希少種(R)として指定されています。 花冠の後ろに距がありスミレを彷彿させますが、虫取りの名のとおり食虫植物です。 花期は7~8月、 花言葉は「欺きの香り」です。 ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-08 07:10
| 東北地方
山地のやや湿り気のある腐植土の上に生えるイチヤクソウ科の腐生植物です。 全体はやや透明感のある白色で、名は鱗片葉に包まれた姿を竜に見立てた名前です。 その幽玄な姿からにユウレイタケの別名がありますが、キノコではありません。 花言葉は「はにかみ」、花期は6月~7月です。 どこに出かけても、地元(愛知県)と同じ植物に出会えるのですね~(^-^) ![]() ![]() ![]() イソツツジ(磯躑躅) 北海道、本州北部の低地~高山の湿原に生育するツツジ科の常緑低木です。 昔、エゾイソツツジと呼ばれていたもので、イソはエゾが転化したものであることから、今 ではイソツツジの名が一般的です。 別名を変種カラフトイソツツジ(変種樺太磯躑躅)とも言います。 樹高50~80cm、葉は長さ25~60㎜、先のとがった長楕円形で、 裏には白と茶褐色の毛が混ざって生えています。 先端に花径1cmの白花を多数つけます。 花期は6~8月上旬です。 ![]() ![]() ムラサキヤシオツツジ (紫八汐躑躅) 山地の林内や林の縁に生えるツツジ科の落葉低木です。 樹高は2~3 m程、枝はやや細く、枝先に薄い倒卵形の葉が数枚ずつまとまってつき、 枝先に花径3~4 cm程の花を3~6個ずつつけます。 名は紫色の染料に何度も浸して染め上げたような美しいツツジのという意味だそうです。 花期は5~6月です。花言葉は「 優美、貴婦人」です。 ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-07 10:15
| 東北地方
本州中部以北の亜高山帯から高山帯の湿地に生えるユリ科の多年草です。 草丈は50~100cm、葉は広楕円形で互生し、花は上部にまとまって花穂を作りほとんど白に近い7mm程の花を多数つけます。 食べると嘔吐、血圧低下、手足のしびれが起きてくる毒草です。 名前の由来はバイケイソウより小さいということ、梅とは花が梅の花に似ていて、惠はシランの葉に似ているからです。 花期は6月後半~8月です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-06 09:28
| 東北地方
高山帯の岩礫地に生えているスミレ科の多年草です。 全体に柔らかく、茎は斜め上に伸び、葉は腎形~円形で長さ幅とも2~5cm、葉質は薄くて柔らかいです。 花期は6月~8月.、スミレの仲間では遅くに咲きます。 花言葉は「可憐」です。 ![]() ![]() チングルマ (稚児車) 高山植物としては一般的な植物で、バラ科の落葉小低木です。 マット状に群生し、茎の下部は分枝して地表をはい、上部は直立または斜め上に伸び、高さ約10cm程になり、 花茎の先に3cmほどの白い可愛らしい花を1つ咲かせます。 名は、愛らしい花形に由来するチゴグルマ(稚児車)が転訛(てんか)したものといわれています。 花期は6~8月、花言葉は見た雰囲気どおり「可憐」です。 ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-05 19:57
| 東北地方
山地~高山帯の草地や湿地に生えるラン科の多年草です。 草丈は10~40cm程、茎頂の総状花序に、花径1.5cm程の紅紫色の花を多数つけるます。 唇弁は3裂し、中央の裂片は長く伸び、鋭くとがっています。 白山で発見され、花の形が千鳥の飛ぶ姿に似ていることからこの名があります。 花期は6~8月、花言葉は「間違い、誤解」です。 花言葉の「間違い、誤解」は何故でしょう? 大変よく似た花にテガタチドリ、ノビネチドリがあり、慣れないと見分けが付けにくいからでしょうか。 ![]() ![]() ![]() 山地帯~亜高山帯の湿った草地や林縁に生えるバラ科の多年草です。 草丈4~8cm、エゾヘビイチゴ に似ていますが、花びらが7枚です。 長いつるを伸ばして一面に広がり、花径2㎝ほどの純白の花を咲かせ、 甘い果汁は喉に染みわたる程おいしいとか・・・ 名前のいわれは岐阜県能郷村で初めて発見されたことによります。 花期は6月~7月です。 ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-05 01:07
| 東北地方
亜高山~高山帯の林縁等に生えるバラ科の落葉低木です。 花は花径2cm程で、下向きに付きます。 キイチゴ属でこのような赤味がかった濃紫色は珍しいです。 葉は三出複葉、頂小葉が一番大きく広い卵形で、先は尖り、縁に重鋸葉があります。 花期は6~7月、花言葉は「誘惑」です。 ![]() ![]() ハクサンシャクナゲ (白山石楠花) 亜高山帯から一部はハイマツ帯まで分布するツツジ科の常緑低木です。。 樹高は、亜高山帯では3mほどにもなるそうですが、ハイマツ帯では環境が厳しいため50cmにも満たない場合があります。 花は白から淡い紅色で、内側に薄い緑色の斑点があります。 花期は7月~8月です。 開花の時期には少し早く、やっと一枝咲いているのを見つけました。 ![]() ゴゼンタチバナ (御前橘) 亜高山帯に見られる小さな常緑のミズキ科の多年草です。 草丈5~15cm程、全体がほぼ無毛、地下茎がよく伸びて広がります。 葉は茎の先端で輪生しています。 白い花のように見えるのは苞で、花は真ん中に10個程集まってつきます。 花期は6~8月、花言葉は「移り気」です。 この花は逆に終わりかけ? 草丈が短いもので周りの草に邪魔されて風景的に撮るのが難しい花です。 ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-04 14:13
| 東北地方
高山帯の風当たりの強い岩場に生えるバラ科の多年草です。 草丈は10~30cm、根生葉はほぼ円形で茎を抱きまます。 葉は羽状複葉ですが、側小葉は非常に小さく、頂小葉はほぼ円形、最大で径約10cmもあります。 花茎の先に黄色で花径2~3cmのの5弁花を数個つけます。 花期は7~8月、花言葉は「幸せを招く花 」です。 ![]() ![]() ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-03 18:28
| 東北地方
本州中部地方以北~北海道・千島列島 の高山帯の日当りのよい砂礫地に生育するスミレ科の多年草です。 準絶滅危惧(NT)、葉は長さ1-3㎝の腎円形で縁に波状の鋸歯があります。 葉が 厚くて光沢があることでキバナノコマノツメと区別できます。 又花弁の形がやや違います。 やや花期には遅い気もしますが、大群生していて、見ごたえがありました。 もちろん、こちらも初見の花です。 ![]() ![]() ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-02 08:15
| 東北地方
多雪地の亜高山帯に生えるサクラソウ科の多年草です。 東北地方の雪田や湿原に生育し、雪解けの進んだ初夏の雪田で可憐な花をひそやかに咲かせます。 葉は10枚くらいが根生し、やわらかく無毛、縁に浅めの鋸歯があります。 細い花茎を伸ばして2個から10個くらいの1㎝程の花をつけ、 花は白色で中央が黄色く、サクラソウの仲間としては小ぶりです。 花言葉は「初恋」です。 初めての秋田駒ケ岳、もちろん初見の花です。 初めまして~~ ![]() ![]() ![]() 深山の林の中に生えるメギ科の多年草です。 草丈は30~60cm、フキの葉のように大きい葉が2枚つき、葉の中央部は深く切れ込み、不ぞろいの鋸歯があります。 茎頂に花径2cmの白色の花を数個つき、花後には濃い青紫の液果をつけます。 花期は5~7月、花言葉は「幸せ」です。 もう見慣れてしまった花ですが、今シーズンお初のような・・・ ![]() ![]() ▲
by fairysilva2
| 2013-07-01 02:32
| 東北地方
|
「野草風薫」
私の野草図鑑です。 2006年11月23日開設 1511種掲載 Garden『花の雫』 私のガーデンのHPです。 2004年8月1日開設 尚、著作権法により許可なく、 画像の転載・複製等はお断りします。 最新の記事
カテゴリ
全体 伊吹山 茶臼山 面ノ木園地 愛知県民の森 東三河 葦毛湿原 比丘尼 奥三河 本宮山 稲武 高尾山 海岸に咲く花 小岐須渓谷 自然教育園 白馬山麓 乗鞍岳 木曽駒 八方尾根 礼文・利尻島 長野県 八ヶ岳 愛知県その他の場所 静岡県 岐阜県 滋賀県 東北地方 身近な野草 その他の場所に咲く野草 庭の花達 水彩画 写真展出展作品 リバイバル 未分類 フォロー中のブログ
アトリエkaguyawing 季節を感じて Mayu's garden ひとりごと "Feels"flowe... 花日記 *野の花の散歩道* 花ごよみ~山野草に魅せられて~ 花と風景 Photo blog 流木民 維摩と語る 花中草中 50mm f1.8&ソフ... Yamyam町一丁目 一茎草花 世話要らずの庭 気ままなフォトライフ Painter,with... Nature World... 野山に遊ぶ asty's Photolog 外部リンク
以前の記事
2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 more... 検索
その他のジャンル
記事ランキング
|
ファン申請 |
||